ペリファーニア 優駿牝馬(GⅠ)出走!「折り合い重視」

21日の東京競馬(優駿牝馬牝馬限定・芝2400m)に横山武騎手で出走いたします。

 

17日は美浦南Wコースで追い切りました(84秒3-67秒8-53秒0-38秒3-11秒7)。

 

「武史を背に前の馬を追いかけて無理なく動かしてもらったのですが、今日は若干力みが見られましたね。特に4コーナー付近あたりがそうで、力が入っていた分、喉の音はいくらか気になったようです。折り合いがつかない馬ではないのですが、気を乗せすぎるとそういった面が見られがちになるので、本質的には2400mがピッタリという感じではなさそうです。ただ、一番の相手があの馬なのでね…。負かそうとするとそれなりに位置を取りに行く選択になるかもしれませんが、そうすると力みそうでもあるだけに、悩ましいですね。他を気にせずこの馬自身のリズムだけで考えていいのならばソロっと乗りさえすれば折り合えますが、どちらを取るべきかは悩ましいところです。枠の並びなども関係してくるでしょうし、現時点でこうしようと決めることはないですが、武史もデビューから乗ってきてこの馬のことをよく理解していますから、ペリファーニアの力を何とかいい形で引き出してもらって大舞台で一番いい走りを見せてもらえたらと思っています。体のほうは徐々に締まってきて今週で前走と同じくらい。もしかしたらレースは少し減るかもしれませんが、距離を延ばすうえで立派な体で出すよりは少しスリムなくらいのほうが良いかと思いますので、多少のマイナスはそこまで気にしなくていいはずです」(鹿戸師)

 

コメント:距離延長は気になるところではありますが、前2走は位置を取りにいく競馬をしているので、その分力んだ走りになった印象があります。確かに、前2走がそういう競馬をしているので、今回も力んだ走りになる可能性があるのも事実。そうなれば直線で伸びを欠くシーンも想定できますが、個人的には、思った以上に折り合いがつくのではないかと思っています。気性的な不安があるのは事実ですが、血統、馬体からもマイルまでのタイプとも思いません。今回も相変わらず調教では動いているので、輸送のないメリットをいかして東京の直線を力強く駆け抜けて欲しいものです。

 

期待値:★★★★☆