セントオブゴールド出走!「ここは通過点…であってほしい」

次走予定:1月5日の中山・芝2,000m〔戸崎圭太

 

木村哲也調教師「年明け最初のレースなので、いつもと同じスケジュールでは無かったものの、ひとまずここまでは順調に進められました。12月26日に南Wコースで併せて追い切りを行い、新馬を追いかける形から全体時計は6ハロン85秒くらいで終えています。この馬なりにはまずまず良い動きだったかなと思います。最終追い切りは2日に南Wコースで併せ馬を行っており、道中はセントオブゴールドが3頭併せの2番手を追走して、直線では2頭の間から伸びてくると、最後は半馬身ほど遅れて終えています。走っている時のフォームにバラつきがあるタイプの馬とは言え、この中間はそれが顕著に出ていたことから、その修正を特に意識して進めてきました。課題に対してしっかり馬自身が向きあえましたし、この馬にしては体を使うことが出来ていたと思いますよ。何とか実戦でもこの効果が出て欲しいところです。また、今週の追い切りで少し遅れていますが、速さを求めた調教を課している訳では無いので、その点は全く気にしないで良いでしょう。2戦2連対と得意の中山・芝2,000mでそろそろ善戦続きにピリオドを打ちたいですね」

 

コメント:前走騎乗した戸崎騎手の助言により、ようやく適した条件での出走が望めるようになりました。正直、思ったほどの成長力はありませんが、この条件、相手関係であればここは負けてほしくありません。骨折してからの復帰後、長い間このクラスで足踏みしていますが、ここは久しぶりに先頭ゴールを決めて欲しいところ。

 

期待値:★★★★★