キラーアビリティ出走結果「課題みえた…」

30日の阪神競馬では好スタートを切り道中は折り合いをつけながら4番手を進む。4コーナーで前へと並びかけかけていき、直線でいったんは抜け出して先頭に立ったが、最後は外から来た勝ち馬に交わされてしまいクビ差の2着。

 

パドックで周回している間はまだ良かったのですが、止まれの合図がかかってから徐々にテンションが高くなり、ゲート内でも立ち上がりそうな仕草を見せていました。『前に馬がいればまだいいのですが、道中はずっとハミを噛みっぱなしでした』とのことで、3コーナーで外へ出してからはグーッと行ってしまい、結果的に勝ち馬に見られる形になったのが痛かったですね。追い比べで最後までよく頑張って僅差の決着だっただけに、もっと我慢できていれば…。人気に応えることができず申し訳ありませんでした」(斉藤崇師)

 

前走内容からオープン特別のここでもと期待されて1番人気に支持されましたが、最後は僅かに交わされて2着となってしまいました。ただ、負けたとはいえ力のあるところは示せたと思いますし、次走で改めて巻き返しを図りたいところです。

 

コメント:「現状の精一杯の走りが出し切れた」(川田騎手)勝ち馬と、我慢ができなかったキラーアビリティの着差を考えたら、悲観する内容ではないと思います。確かに賞金を加算することができずに負けたことは悔しいですが、今後の課題が見つかったことで、どう修正してくるのか厩舎的にも期待したいところ。ペース、少頭数で壁が作れなかったことを考えると、未勝利戦のイメージをもっていれば、あそこで動くのも個人的には理解できます。着差が着差だけにもう少しスムーズに走れたらと思いますが、今回は差し切る勝負根性を見せた勝ち馬を称えたいと思います。次走は少しリフレッシュさせて暮れのGⅠへ向かって欲しいです。

 

評価:★★★☆☆

【2021年】愛馬の成績:5.4.6.22