クルーガー出走結果。「叩かれた次走に期待!」

1日の京都競馬では追っ付けながら道中は中団を追走。3コーナーあたりから先団に取り付いていき、直線では一旦先頭に立つも最後は勝ち馬に交わされてしまい2着。


「道中は遊びながら走っていましたし、追っ付けてもなかなか前に進んでいきませんでした。とにかく馬がまだまだ子供ですね。それでも勝ち馬に並ばれてから最後はまた差し返そうとしているように能力はあります。一度使ったことで次は変わってくると思います」(ブドー騎手)


「坂路でいい時計を出せていたように能力は感じていましたし、いい結果を出せれば良かったのですが、申し訳ありません。道中の走りを見てもフォームがまだしっかりとしていないですし、あのままさがってしまうのではと思うほど粗削りな走りであったのは否めないのですが、それでも搭載しているエンジンがいい分それなりに脚は使っています。もちろん使える範囲内の状態ではあったのですが、まだ体に芯が入っておらず緩さが残る状況でもあります。今日も後続を離しているように次もそれなりに走れるでしょう。この後は一度間を空けるか続戦するかよく考えていきたいです」(高野師)


調教で好時計を連発し、戦前から下馬評の高かった本馬ですが、実際のレースではジョッキーが促してもなかなか前へ進んで行かず、道中はずっと遊びながら走る等、幼い面が目立っていました。それでも、最後は一旦交わされた勝ち馬に再度迫っており、能力のあるところを見せてくれたのではないでしょうか。この後のことは放牧も含め、トレセンで状態を確認してから検討していきます。


コメント:最初のコーナーで必要以上に膨れたり、終始、力んだ走りを見せていたように、まだ荒削りな面が目立ちました。今回、勝ち馬には完敗した形にはなりましたが、最後詰め寄ったように能力のあるところは見せてくれました。タイムが遅いのが気がかりなところはありますが、叩かれた次走は期待できると思います。


評価:★★★☆☆

今年の愛馬の成績:4.11.8.31