ウォークロニクル出走結果。「嵌ればこれくらい…」

１８日の中京競馬では道中は中団やや後方で脚を溜める。直線は内を突いていったんは抜け出すも、ゴール前で差されてしまい２着。

「木曜日に一度跨がって感触を確め、今日はとにかくテンションを上げさせないよう道中でリズム良く運ぶことを心掛けて乗りました。馬もリラックスしていい感じで進めることができていましたし、最後も勝ったと思ったんですけどね…。追い出してからしっかりとエンジンが掛かって内の荒れた馬場をよく伸びてくれましたが、勝った馬とは内外の馬場差が出たのかもしれません。それでも僕がもっと上手に乗れていたら…と思うと悔しいです。申し訳ありません」（井上騎手）

「体調も良く、うまく調整できて送り出せたかなと思っていました。これで走れないとちょっと辛いかな…と思っていたのですが、道中はリズムよく走れていて、４コーナーを回ってくる時の手応えがすごく良くてこれはと思いましたね。内から上手く抜けてきましたし、いい走り。あそこまで行けば勝ちたかったですが、久々にこの馬のいい走りをさせられてホッとしているのも本音です。脚元のこともあるのであくまでも状態次第になるのですが、権利を獲りましたから、問題なければこのまま行きたいですよね。もちろん、脚元だけでなくテンションもカギとなります。苦しくなるようだったら無理はしませんが、続戦の方向で状態の確認をしていきたいと考えています」（鹿戸師）

前走後は骨りゅうやトモに疲れが出てしまったのですが、牧場サイドでしっかりとケアをしてもらって悪くない状態で競馬に向かうことができました。最後は勝ち馬の決め手に屈してしまいましたが、最近の成績を考えると上々の内容と言えるのではないでしょうか。次はもうひとつ上の着順を目指してほしいところではありますが、まずはレース後の脚元をよくチェックしてから検討していくことになります。

コメント：新馬戦のパフォーマンスから、体調が良く嵌りさえすれば、このクラスでは力上位だと思っていたので、ようやく能力の片鱗を見せてくれました。直線ではうまい具合に前が空いて嵌ったと思いましたが、内外の差があったとはいえ、勝ち馬には力でねじ伏せられた印象。連続してこのパフォーマンスができるのかは疑問ですが、本馬の好走の条件も見えてきた感じ。距離もこのくらいが良いと思います。

評価：★★★☆☆

今年の愛馬の成績：９．５．４．３８