キラーアビリティ 新潟大賞典(GⅢ)出走結果「やはり消化不良…」

7日の新潟競馬では道中は後方3番手の位置取り。直線は馬場の外目へ出し、最後まで懸命に追い込んで5着。

 

「今日は東京競馬場のモニターでレースを見ていたのですが、現地からの報告によると『もっと前の位置を取りたかったのですが、スタートして両サイドから挟まれて後ろのポジションになってしまいました。この馬場でもバランスを取って走れていましたし、最後までよく伸びてくれています』と話していたとのことでした。確かに最後まで脚を使ってはいるものの、さすがにあの位置からでは厳しかったですね…。残念な結果となってしまいましたが、また次で頑張りたいです。今日は申し訳ありませんでした」(斉藤崇師)

 

上位とは離されはしたものの、最後まで諦めずよく頑張ってくれたのではないでしょうか。雨によりかなり馬場が荒れていましたから、脚元を含めてしっかりと馬体を確認していきます。

 

コメント:改めて出走するレースでは無かったと感じました。重賞に出走するのに、こんなにワクワク感が無かったのも初めてです。これであれば、現状を打破するという意味でも思い切って天皇賞の距離延長か、安田記念の距離短縮を試して欲しかったです。肝心のレースですが、相変わらずスタートに難があります。しかし、同様にスタートが悪かったモズベッロはそこからリカバリしているのに対し、キラーアビリティは何のアクションも起こさず後方のまま。この時点で負けを確信しました。直線では力強い走りを見せたものの、道中の位置取りの悪さから大きく離された5着と消化不良のレースになりました。直線での力強い走りは唯一の救いでしたが、ここから巻き返しとなると厳しい印象を受けたのも事実で、ジャスティンパレスの背中が遥か彼方へ行ってしまった状況に寂しさを感じます。

 

評価:★★☆☆☆

【2023年】愛馬の成績:1.2.2.13