レイリオン出走結果。「頼もしさ備わる…」

8日の東京競馬では好スタートから道中3、4番手を追走する。直線ではしっかりと脚を使っているが勝ち馬の勢いが上回り2着。


「出方によっては先頭に立つことも考えとしてありましたが、行く馬がいたのでそれなら無理しなくて良いと思い、勝った時のイメージで馬を見ながら進めました。手応えが良く、極端な話これならヨーイドンにでも対応できそうと思えるくらいの感触があったんです。結果的には勝ち馬の勢いに屈しましたが、本当に以前とは馬が違って良くなっています。血統の良い馬なので下地はあるのでしょうが、良くない時も知ってるだけあって僕自身も驚くくらい心身ともに良くなっていますね。ハミの取り方にまだ課題はあるものの、安定して走れていますし、このままさらに良くなって欲しいです」(三浦騎手)


「東京までの輸送を挟んでも精神面は落ち着いていましたし、馬体もキープして送り出せました。後は広い東京コースでの力比べがどうでるかだけでしたが、勝ち馬に先着を許してしまったものの、上がりを勝負にしっかりと対応して力を示してくれました。勝てずに申し訳ありませんが、交わされてからもかなりしぶとく脚を使っていますし、ジョッキーも以前より走りが安定してきていると言ってくれましたから、次こその気持ちです。今後はそこまで間隔を空けずにとは考えていますが、短期放牧を挟んで競馬に臨むスタイルで悪くない流れを作ることができているので、基本的にはその形を採る考えです」(安田翔師)


直線では勝ち馬の切れ味が目立って悔しい2着となりましたが、レイリオンも上がり3ハロンで33秒前半を使っているようにしっかりと伸びていますし、力のいる東京コースでも安定して走ってくれたのは評価できるでしょう。この後は必要に応じてリフレッシュ期間を設けますが、次こそは是非とも先頭でゴール板を駆け抜けてほしいものです。


コメント:勝ち馬の方が1枚上といった感じ。勝ち馬に交わされてからも喰らいついていく走りに、負けはしましたが、頼もしさを感じたのも本音。この競馬ができれば、次走でこのクラスの卒業を期待できます。


評価:★★★☆☆

【2018年】愛馬の成績:8.8.6.34