エルマンボ出走結果。「勝負根性見せた！」

２３日の東京競馬ではまずまずのスタートから道中３、４番手を追走する。直線では狭いところを割ってしぶとく伸びたが、離れた外から一気の脚を使った勝ち馬には届かず２着。

「直線で抜け出そうと思えばビュッと脚を使えそうな手応えではありましたが、過去の経験からもあんまり早く先頭に立ってしまうと遊んでしまう可能性が高いですし、そこは気を付けて乗るようにしました。それにしても今日は直線で左右から意識的にプレッシャーをかけられてきつい内容ではありましたね。もちろん相手もうちの馬を封じればとの気持ちで来ていたのでしょうが、最後はキッチリとその馬たちを制したのはやはり力がある証拠。流れは前々の馬に悪くなかったと思いますし、そういう展開を後方から大外一気で交わされて競り合う形になれなかったのは相手を褒めるしかありませんが、いい結果を狙っていただけに申し訳なく思います。馬体は増えていましたが跨がった感触は良かっただけに、休み明けでも勝ちたかったです」（石橋騎手）

直線での勝ち馬の鋭い脚にはやられてしまったものの、前々の馬同士の追い比べでは狭いところから最後まで脚を使ってくれました。また、休み明けで多少馬体に余裕があったことを考えても次につながる内容ではあったと思いますし、次走こそは先頭で駆け抜けてほしいものです。この後は可能ならば続戦する考えですが、久しぶりの競馬で反動が出る可能性はありますし、厳しい闘いの後でもありますから、まずはしっかりと馬体や精神面のチェックをして必要なら放牧に出すことも含め考えていきます。

コメント：今回はしょうがないというか、内々の競り合い無視の大外一気を決められましたからね…。それでも内々の競り合いを制して抜け出した辺り、本馬の能力を感じることができましたし、このクラスの卒業は時間の問題だと思いました。決して万全とは思えない状態でのこの内容は、次走に大きな期待を抱かせてくれるものとなりました。

評価：★★★☆☆

今年の愛馬の成績：８．１２．９．３１