リスグラシュー出走結果。「逞しさ感じた…」

13日の東京競馬ではゲートの出がゆっくりで後方を追走する。直線では外から脚を使って勝ったかに見えたが、最後に勝ち馬に交わされてしまい2着。


「う〜ん、勝ったと思ったんだけどね…。スタートはゆっくりだったからジックリと脚を溜めました。直線では最後までしっかりと伸びているし力を出してくれたけど、今日は相手が強すぎました。いい馬でチャンスをもらったのに、申し訳ないです」(M.デムーロ騎手)


「直線では確実に脚を使っているし、普通なら勝てていいよな…。相手はドバイでも間近に見ていたし、力を付けているのは分かっていたけど今回は2キロの斤量差がありましたからね。悔しいですし申し訳ありません。それでも勝ち馬は夏にひと叩きしていて、こちらはさらに間隔が空いていました。また、馬体は春より成長してプラス体重だったとは言え、トレセンで見ていた感じでは470キロ台で送り出せるかなと思えた程です。そう考えると東京への輸送で減っていたのも事実ですから、次の目標であるエリザベス女王杯なら京都開催で馬体を維持しやすく、今日以上に走れる状態で送り出せるでしょう。この後はトレセンに置いて調整するか、短期放牧を挟むかは牧場とも相談して、この馬にとって一番いいと思える調整方法を採りたいです」(矢作師)


直線では内の馬を競り負かして一旦は先頭のシーンもありましたが、最後は大外から鋭く伸びた勝ち馬の脚が上回りました。勝利目前だっただけに悔しい限りですが、今日は勝ち馬の力を素直に認めざるを得ません。次走は輸送の短い京都開催を予定していますから、今日以上にいいコンディションで競馬に臨み、悲願のG1タイトルを手中に収めたいところです。


コメント:「勝った!」と思いましたが…。前さえ捕えれば勝てると思っていたので、あの位置から差されるとは正直思いませんでした。勝ち馬とは斤量が2kg差あったので、負けたくはありませんでしたが、今回は勝ち馬を称えるべきです。それでも、リスグラシューも速い上がりを使っており、今までの休み明け(チューリップ賞、ローズS)と比べると、逞しさを感じる内容であったのも事実。次走予定の、エリザベス女王杯(GⅠ)は輸送もないので、万全の体調で臨んで欲しいものです。


評価:★★★★☆

【2018年】愛馬の成績:8.9.6.35