アップクォーク出走結果「万策尽きた…」

12日の中山競馬では五分のスタートを切り中団外を追走。なだめながら進めて勝負どころで前に接近していけたが、直線では伸びが見られず13着。

 

「スタートはまずまず上手に出てくれました。最初の入りは前に馬を置けて良かったのですが、コーナーで内から張られた時にちょっとだけエキサイトしてしまいました。そこで壁もなくなり、なだめるのに余計に気を遣いましたね。スローで持っていられたからというのもあるかもしれませんが、今日のような走りになるなら、いくらか短縮してもいいのかもしれません。ただ、直線は前にノメっていて気になり、ゴールしてから念のため下馬しました。向こう正面では気にならなかったんですけどね…。ダクの歩様にも違和感はないように見えたので大丈夫なはずですが、何事もなければと思います」(丸山騎手)

 

「ゲートが最後入れだったこともあってか今日は問題なくスタートを切ることができましたね。ただし、前に壁をつくれず、さすがにちょっと苦しかったように見えました。それでもペースが遅かったから持ったまま進出できたのでしょうが、ペースが上がりだすと全く抵抗できませんでしたね…。ジョッキーによると、同じ左手前でも向こう正面は問題なかったのに直線で前にかなりノメっていて前脚が心配になったため下馬したということでしたが、厩舎地区に上がっていくときの歩様は乱れていないように見えました。タフなダートに堪えてしまった可能性が考えられますが、後々違和感を見せることもあり得るでしょうから気をつけて確認しておきます」(中川師)

 

初ダートで新味を見せてくれることに期待しましたが、道中は良かったものの、トップスピードを求められる展開になると辛くなってしまいました。直線でのフォームが芳しくなく入線後に下馬した経緯がありますので、まずはレース後の様子を慎重に確認していきます。

 

コメント:正直、ダート変わりでの大きな期待はしていませんでしたが、道中の行きっぷりが良かったので、多少色気を持った部分もありましたが、直線での失速ぶりからも、競走馬としてオープンクラスで戦っていく限界を感じました。年齢からも、これ以上の大きな上積みを期待するのは酷な印象で、万策尽きた感じですが、オープンに上がってからまともなレース選択ができていない部分もあるので、現役を続けるのであれば、東京・新潟に照準を定めたレース選択でキッカケを掴んで欲しいところ。

 

評価:★☆☆☆☆

【2020年】愛馬の成績:0.0.0.4