ハーツクリスタル出走結果「この頓挫は痛い…」

1/11(土)京都5R 3歳未勝利〔芝2,200m・16頭〕6着[3人気]

 

最内1番枠からポンと飛び出るようにゲートを出ると、道中は促しつつ先団を見ながら6番手に取り付けます。向こう正面を過ぎたあたりから手が動き出し、最後の直線でも懸命に追われますが、じりじりとしか伸びず6着でレースを終えています。

 

S.フォーリー騎手「ハミ受けはそこまでしっかりしていませんが、スッと好位に取り付けることが出来ましたし、ペースが上がるところまでリズムよくレースが出来ました。ただ、ペースが上がったところで置かれ気味になってズブさを見せてしまいましたね。その割には最後までジリジリ頑張ってくれましたから、距離が延びれば延びるほどレースがし易いかもしれません」

 

高野友和調教師「競馬の形としてはまずまずだったと思いますが、まだ全体的に緩さがありますし、どうしても動き切れないところがあります。それでも調教では徐々に動けるようになってきており、この馬なりには成長を感じているところですから、実戦でも調教くらい動けるようになればいいですね。優先出走権を獲ることが出来ませんでしたし、ここは無理をさせずに成長を促すべく、レース後にノーザンファームしがらきへお戻しさせていただきました。ただ、牧場で状態を見てもらった際、左前の歩様が気になったことから、検査をしたところ橈側手根骨に骨折線が見られましたので、近日中に栗東トレセンに戻して詳しく検査を行う予定です」

 

コメント:素質を感じている1頭なので、ここでの頓挫は本当に痛い。今回のレースは期待していただけに、この凡走は意外でしたが、順調にレースをこなすことができれば、十分上のクラスでも通用すると思っているので、早期復帰で早めの勝ち上がりをして欲しいところ。しかし所属馬の故障が多い厩舎だけに、不安要素が多いのがネック。

 

評価:★★☆☆☆

【2020年】愛馬の成績:0.0.0.3