リスグラシュー出走結果。「完敗…」

3日の東京競馬では道中後方から進める。直線では外からジリジリと脚を使っているが前には迫れず8着。


「前回までに比べるとさすがに少しイレ込んではいましたが、それでも許容範囲内のもので、テンションが上がりすぎていたわけではありませんでした。何とかスタートを決めて、流れを見ながら進めて直線へ向かいましたが、グッと来るまではありませんでしたね…。デキは良かったと思いますが、今日は何より馬場だと思います。少し渋ったほうが良いくらいの馬なので、時計が出やすい今日の馬場は可哀想でした。残念な結果になりましたが、何とかG1を勝たせてあげたい馬です。秋、またよろしくお願いします」(武豊騎手)


「前走から間隔が詰まるのでケアは必要でしたが、それでも競馬へ向けて適度に調教を積んで動ける状態で送り出せました。あとは上手くレースの流れに乗って脚を使えれば良かったけど、今日に関しては時計が出やすい馬場が響いた感じですね…。力があるだけになかなか結果を出せず申し訳ありません」(矢作師)


前走の悔しさをこの舞台で晴らしたいところでしたが、高速馬場の影響か直線ではいつものような伸びが見られませんでした。今後は春の激戦の疲れを癒すことになりますが、夏にしっかりと英気を養って秋こそは悲願のG1勝利を挙げたいところです。


コメント:確かに早すぎる時計が出る馬場の影響もあったのでしょうが、やはりメイチで仕上げたレースから短期間で使うのは無理があったように思います。再度の東京への輸送も考慮して馬体重を戻さなければいけないので、調教も軽くなるのは当然で、これでは牡馬相手のGⅠを戦うのに十分な負荷をかけることができません。それでもチャレンジすること自体は反対ではないので、この挑戦がリスグラシューを更に成長させる経験となり、悲願のビッグタイトル獲得へ繋げて欲しいところ。ビッグタイトル獲得は、武騎手で達成して欲しいと思う反面、他の騎手ならどう騎乗するのか見てみたい気持ちが半々です。


評価:★★☆☆☆

【2018年】愛馬の成績:5.4.3.19