クルーガー出走結果。「距離長いか…」

６日の中山競馬ではゲートの出は普通だったが二の脚が付いて好位を追走する。勝負どころや直線では勝ち馬に離されてしまい、最後はそれ以外の馬たちとの叩き合いになり４着。

「今日は勝負どころで勝ち馬がすごく楽に上がって行きましたし、正直、もう少しでもペースが落ち着いてくれればと思いましたが、そんなキツい流れの中でもしぶとく脚を使ってくれています。勝てなかったのは申し訳ありませんが、こちらの鼓舞に応えようと最後まで本当に一生懸命走ってくれました。こういう馬は大好きですから、また乗りたいくらいです。初めて跨がったので芝との比較はできませんが、ダートは上手に走りますね」（マーフィー騎手）

「勝ち馬はちょっと力が抜けていましたね…。結果的にはそれを追いかけなければいけないポジションでしたから、かなり厳しい競馬だったでしょう。それでも今日は力を出して頑張ってくれたと思います。上がりの様子は目一杯に走った感じでしたからね。ジョッキーはダートの走りはいいし、ペースを考えると芝よりダートで、もう少し距離があっても対応できると口にしていました。レース後の反動という点でも芝よりダートの方がまだ少なく、実際にダートで悪くない走りはできていますので、引き続き視野に入れていきたいです。今後はトレセンに戻してしっかりと状態を確認しつつどうするか判断していきます」（高野師）

勝ち馬は１頭抜けていたので素直にその力を褒めるしかありませんが、２着とは非常に際どい着差で力は示してくれました。近２走でセンスのあるところは見せており、オープンクラスのダート競走に慣れが出てくればさらに前進できるはずです。今後はレース後の状態を慎重に確認してからどうするか検討していきます。

コメント：勝ちにいった納得のいく騎乗でしたが、勝ち馬に早々と大きく離されたあたり、能力が大きく落ちている印象を受けました。それでもしぶとく２着争いをしましたが、強かった頃の迫力を感じることはできませんでした。やはり左回りよりも、右回りの方がパフォーマンスが良く見えましたが、距離が長い印象も受けました。最近は行きっぷりも良くなっているので、距離を伸ばすのではなく、思い切ってスプリント戦を試して欲しいと感じました。

評価：★★☆☆☆

【２０１９年】愛馬の成績：０．０．１．１