ニードルズアイ出走結果「何もかもがかみ合わず…」

10日の小倉競馬ではスタートから促すもなかなか行き脚がつかず中団の位置取り。終始追走に苦労する形で後方に下がってしまい、直線でもそのまま見せ場なく16着。

 

「スタートからずっと押してはいるのですが、結局最後までスピードに乗り切れませんでした。以前との比較はできませんが、フットワークからも芝よりはダートの方が走りやすいのかもしれません。いい競馬ができず申し訳ありませんでした」(北村友騎手)

 

「今回は芝でどんな走りをしてくれるかと思っていたのですが、追走するだけで精一杯でしたからね…。今日のレース内容、結果からも芝となると厳しいのかもしれません。ただ、優先権のない状態ではダートの短距離は難しいでしょうし、残念ではありますが、クラブサイドとも相談してここで引退することになりました。使いたいレースに使えずこのようなことになってしまい、本当に悔しいですし、なによりも会員の皆様に申し訳なく思っております」(石坂正師)

 

当初予定していたダート1000m戦に使えない状況だったため、芝の1200m戦で新たな一面を見せてほしかったのですが、思っていた以上に適性の差が出てしまいました。小倉開催も後半戦となれば優先出走権のない立場では余計にレースに使うことが難しくなることが予想されますし、石坂正調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、近日中に競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

 

コメント:未勝利を勝てるだけの能力はあったはずですが、とうとう勝ち上がることなく競走馬登録抹消となりました。正直、新馬戦2着の内容からも、2戦目に距離を縮める選択をしたことが大きな分岐点になった気がします(その後、故障)。新馬戦で掲示板に乗って勝ち上がれなかったのは本馬だけというのも、やはり厩舎のセンスの無さをまざまざと見せつけられた気がします。最後のレースは待望の芝でしたが、距離が短いのと、調子を完全に落としていた状態での出走なので見るべくところなく大惨敗となりました。その後のサラブレッドオークションで無事落札されたので、もう出資者という立場ではありませんが、しっかり立て直して中央の舞台で再び走るところを見てみたいです。

 

評価:★☆☆☆☆

 

【2019年】愛馬の成績:8.4.7.24