ラインハイト出走結果「障害転向は…」

5日の中山競馬では五分のスタートから積極的に3番手につけて進む。スムーズに追走し、勝負どころからは勢いよく前に並びかけたが、直線に入って脚色が鈍り、最後は一杯になって16着。

 

「今日はこのような結果になり申し訳ありませんでした。いいポジションで収まってうまく進められていたのですが、ジョッキーも“4コーナーでもいい手応えで来たんですけど、最後集中が切れた感じです”と話していました。今回は一頓挫あったとはいえ芝に戻して状態も良かったので、なんとか上位を狙いたかったのですが…。石坂正先生の引退に伴いこれだけの良血馬を預けていただき、もっと上を目指さなければならなかったのですが、ご期待に沿うことができず心苦しく思います。大きな怪我はなくコンスタントに走り続けてくれたこと、馬には感謝の気持ちで一杯です。ここまでご声援いただきありがとうございました」(吉岡師)

 

中間頓挫がありましたが、幸い大きな問題なく1週のスライドで出走が叶いました。調教の内容からも状態の良さは伝わってきていましたので、芝で改めて期待したのですが、最後は気持ちが切れたように止まってしまいました。3勝クラスに上がってからは、いろいろ条件を替えながらなんとか力を出せるようにと力を尽くしていただきましたが、このところは気持ちの面で走るのを止めているようなところもあり、今回の結果を受けて吉岡辰弥調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の皆様へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

 

コメント:正直、叩いたもう一戦を見てみたかったのが本音ですが、ここ数戦の内容からもしょうがないとも思います。しかもノーザン系のクラブでは使って使っての現状打破は期待できません。確かにメンタル面での影響もありそうなので、ここでの幕引きは納得いく半面、障害転向は意識してなかったのかな…とも思いました。しかし、条件、メンバー的にも1週前の松籟S・芝3000mに使いたかったです…。本当に運もなかったですね。

 

評価:★☆☆☆☆

【2023年】愛馬の成績:0.1.1.4