リスグラシュー クイーンエリザベスⅡ世C(GⅠ)出走結果。「本当に頼もしい」

28日のシャティン競馬ではスタートをうまく出て道中は中団あたりでレースを進める。スムーズに運ぶことができ、直線で外から脚を使うも3着まで。

 

「道中は少し厳しいペースにはなったけれど、直線に入る時には勝てると思ったほどでした。ただ、上位馬たちも強くてそこからはなかなか伸び切れませんでした。勝たせられずに申し訳ないです」(マーフィー騎手)

 

「ゲートボーイをつけて課題であるゲートもうまく出ることができましたし、道中は特にこれといった不利もなく進められていました。4コーナーで外に出した時は勝てると思いましたが、そこからシュッと切れるような感じがありませんでしたね…。負けてしまったことは悔しいですし、会員の皆様にも申し訳ない気持ちで一杯ですが、リスグラシュー自身は本当によく走ってくれていました。勝った同じ日本馬のウインブライトも素直に褒めたいですし、厩舎一同またこれから頑張っていきたいと思います。本日はご声援いただき、本当にありがとうございました」(矢作師)

 

昨年末の悔しさを晴らすべく臨んだ2度目の香港競馬でしたが、調整自体は順調でいいコンディションでレースに向かうことができました。最後は残念ながら伸び切れませんでしたが、勝ち馬ウインブライトも充実して力を付けていますし、2着のエグザルタントは昨年の香港ヴァーズを制した実績馬。最高の結果とはなりませんでしたが、決して悲観するレース内容ではありませんでしたから、再戦の時があれば逆転してくれることに期待したいと思います。

 

コメント:負けはしましたが、頼もしい走りを見せてくれました。4コーナーで外に出したリスグラシューに比べて、勝ち馬は終始ロスのないコースを取った分の差が大きかったと思いますが、こういう部分でいかにロスのない競馬をしないとビッグタイトルは獲れないと実感しました。その点、リスグラシューの更に外から差してきたエグザルタントの能力の高さを改めて感じました。毎回、上位争いをする実力はあるので、引退までに何とか勲章の数を増やして欲しいものです。

 

評価:★★★★☆

 【2019年】愛馬の成績:4.3.6.13