リスグラシュー 金鯱賞(GⅡ)出走結果。「負けて強しも…」

10日の中京競馬ではゲートがやや遅く道中は中団やや後方。直線では外からいい脚を使って差を詰めるが、勝ち馬が最後までしぶとく2着。

「厩舎サイドからゲートは気を付けてほしいと言われていたのですが、駐立時にトモを落とすような格好になり、それを矯正しているところでスタートを切られてしまいました。ただ、道中はスローペースでも折り合いはついていましたし、あとは直線でどれだけ伸びてくれるかと思っていたんです。最後は残念ながら敗れてしまい申し訳ありませんが、今日は内と外の差も大きかったですし、彼女は非常に強い競馬をしてくれたと思います」(シュタルケ騎手)

休み明けでもひと追いごとに状態は上向いていましたし、メンバーが揃う中でもいきなりから好勝負を期待していました。ゲートは悔やまれますが、それでも一昨年の2歳王者を一瞬は交わそうかという勢いでしたし、負けて強しと言えるレース内容だったのではないでしょうか。この後は馬体をよくチェックし、香港遠征に備えていきます。

 

コメント:豪華メンバーが揃った中で、どれだけのパフォーマンスを見せてくれるか不安もありましたが、思った以上の走りを見せてくれました。「負けて強し」の印象も受けましたが、やはりゲートが悔やまれます。その点が解消されたら、牡馬の一流どころとも戦える感触を受けましたので、次走モレイラ騎手に乗り替わっての香港でのレースが楽しみになりました。

 

評価:★★★★☆

【2019年】愛馬の成績:1.1.3.6