シャークベイ出走結果。「本当にこの条件が適してる?」

31日の東京競馬では道中後方を追走し、直線では終いにかけて外から脚を使うも6着まで。


「スタートの出がそれほど速くなかったことはあるのですが、さすがに久しぶりの競馬の影響も大きく、促しながらの追走になってしまいました。直線で外に出してからも正直なかなか反応できずに加速してくれなかったのですが、最後の最後にようやくエンジンがかかってからは、本当にいい脚を使ってくれましたよ。脚元のこともあるのでなかなか強い調教は課しにくいと思うのですが、一度使って上向いてくれるところはあるでしょうし、また次の競馬で期待したいですね」(吉田豊騎手)


「道中はちょっとモサモサしてしまって後方からになりましたし、直線でもなかなか反応できなかったので苦しいのかなと感じるほどでしたが、それでも最後にかけては目立つ脚を使ってくれました。結果が結果なのでこれでいいとは言えませんが、まずは無事にレースを終えてくれましたし、最後だけではあるものの良さも見せてくれましたからね。あとはこの次をどうするかは悩むところです。それほど間隔を空けずに使えれば理想的ではあるものの、梅雨入りも近づいているでしょうし、そうなると硬い馬場になりやすいですからね。北海道となれば調教場の問題はあるでしょうし、すぐにここにしましょうとはさすがに言えないですね。どちらにせよ、まずはレース後の脚元の状態がどうなるか慎重に見ていかなければなりませんし、しっかりと確認しつつより良い選択をしていきたいですね」(尾関師)


長期休養明けの影響もあってか追走でモタついてしまいましたし、直線でも追われてからスッと反応できませんでしたが、ゴール前にかけての伸びは良かったと言えるでしょう。これまでの経緯からもまずは脚元の反動がどう出るかなど細心の注意は必要ですが、一度使って上積みはあるでしょうし、次走の前進に期待したいところです。


コメント:スタートしてから、直線へ向くまで何一つ目に付くところはありませんでした。直線向いたところでは、勝つには完全に圏外のポジション…。しかし、勢いのついてからの伸びには、本馬の能力を再確認させるモノを見せてくれました。もう少し前目で競馬が出来れば、又結果も違ったと思いますが、スタートしてからのズブさからも、この距離が本当に合っているのか疑問…。デビューしてから東京の1400mしか使ってないんですよね…これが偶然なのか、意図的なのかは分かりませんが、個人的にはもっとゆったり流れる距離の方が向いている気がします。


評価:★★☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.2.2.9