サードシアター出走結果。「単なる実力不足…」

 22日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り中団の位置から徐々に押し上げて前を捕らえにいこうとするも、最後は脚色が鈍り6着。


「ダートの走りはいいですね。ハミの受け方もいいし、フォームのバランスもまずまずでした。ピュッと来る脚がまだ使えない分と馬場を考慮して早めに動いたのですが、その分だけ最後は甘くなってしまいました。今日はレコード決着になるくらいでしたし、時計のかかる馬場で見なおしてあげたいです。いい脚を使って上手に走れるようになるまではダートの1600〜1800mあたりを使いつつまず初勝利を目指すほうがいいかもしれません」(北村宏騎手)


「雨の分がどう出るかというところもありましたが、芝でもいい馬なので道悪のダートになるのはそれほど不安には思っていなかったんですけれどね。スタートは悪いわけではないのですが、もう少し楽に前の位置を取れれば理想的です。走りがややワンペースなので、楽にポジションを取るには同じ条件でももう少し時計のかかる中か長めのところのほうがいいのかもしれません。この血統のなかでは肉体面の反動が出にくい馬ですが、使ってきているのでレース後の疲れ具合を見てからこのあとのことを決めていきます」(鈴木伸師)


条件替わりに期待をしましたが、あいにくの悪天候で逃げた馬がそのまま押し切る前残りの展開になり、積極的なレースをしたものの最後は脚が上がってしまいました。鞍上の感触ではダートの走りはまずまずのようでしたし、芝でもダートでも時計のかかる条件であれば巻き返す余地はあるはずです。このあとはレース後の状態をよく見て目立った疲れを見せるようならば無理をしませんし、それほど変わりないようならばこのまま次走へ向かっていく方針です。


コメント:正直、芝もダートも競馬振りは大して変わらなかったですね…現時点では実力不足ということでしょう。どうしても単調で、追われてからも伸びない感じなので、東京コースよりも中山コースで積極的に前へ行く競馬の方が合いそうな気がします。それでも着順は大きく落としていませんので、順調に競馬を使い、覚えさせることで勝利の突破口を見出して欲しいものです。

追記:個人的にも、距離は伸びた方がいいと思います。
評価:★★☆☆☆
今年の愛馬通算成績:2.6.5.55