グランサバナ出走結果「悲観する必要なし」

11日の函館競馬では促して中団から。直線へ向いてジリジリと伸びてくるも前を捕えるまでには至らず6着。

 

「しっかりと調教を積み、現地へ入ってからも調子はよく、これなら昇級初戦でもと思えたのですけれどね…。上手く行かず申し訳ございません。ジョッキーの話によると『調教で乗せていただいてすごく良い背中をしているので楽しみにしていたのですが、今日はゲートでテンションが上がってしまい、駐立で後ろ扉を蹴ってスタートが遅れてしまいました。本当はもう少しいいポジションを取りたかったのですが、初めての条件ということもあるのか、最後は一杯になってしまいました。申し訳ありません』とのことでした。使った上積みに期待と言いたいところですが、精神面が課題でもある馬なので、レース後の様子をよく見てどうするか考えていきます」(田村師)

 

勝ち切った前回の未勝利戦から約2ヶ月間の調整期間を経て臨んだ今回。昇級戦とはいえ、未勝利時の走りができれば差のない競馬ができるのではないかと見ていたのですが、前との差を詰め切れずに終わってしまいました。物足りなさがないと言えばウソになりますが、今日は課題の気持ちの部分がいい方向へ向かなかった印象でもあります。また、このクラスでのレースは始まったばかりでもありますし、このクラスに慣れながら前進を図っていけたらと思っています。このあとはレース後の様子を見たうえでどうしていくか検討していきます。

 

コメント:前走の内容があまり評価できるものではなかったので、そこまで高い期待はしていませんでしたが、2戦目で見せた時のような難しさを露呈した消化不良のレースになりました。元々、気性的にもあてになるタイプではなくエリートというわけでもないので、あまり悲観せずに次へと気持ちを切り替えて欲しいところ。

 

評価:★★☆☆☆

【2023年】愛馬の成績:1.2.3.18