フェルカド出走結果「万策尽きた…」

23日の小倉競馬では五分のスタートから積極的に押しつつも中団に収まり追走。徐々に促すような脚色になり、勝負どころからはやや苦しくなって直線は伸び切れず11着。

 

「障害練習でトモも鍛えられたと思いますし、この距離で少しでも良さが出ればと思って送り出したのですが、申し訳ありませんでした。ジョッキーも“距離が少し長いのかも…”と話しており、いきなりの距離延長は厳しかったようです。なかなか結果を出すことができず申し訳ありません」(角田師)

 

飛越練習を重ねたことがプラスになればという気持ちでここに送り出しましたが、道中はまずまず流れに乗れていたものの、徐々に苦しくなってしまいました。この後のことについては、馬の状態もよくチェックして検討していきます。

 

コメント:相変わらず勝ち負けには程遠い競馬振りで、今回のレースを最後に引退が決定しました。昇級してからのレース振りは、4コーナー手前で早くも圏外という位置取りで、勝ち上がるのは不可能と思わせる内容が続いていました。その状況でも決して諦めることなく、色々と挑戦してくれた角田調教師のスタンスには一切の不満はありません。最後の希望だと思っていた障害転向を断念した時点で、早期の引退も意識していました。新馬戦をルメール騎手で勝利した姿は、今でもはっきりと覚えています。

 

評価:★☆☆☆☆

【2021年】愛馬の成績:0.0.0.4