ベイビーローズ出走結果。「お疲れ様。そして、ありがとう。」

まずまずのスタートから、前半は中団の位置。勝負所でやや窮屈になりながらも、直線ではラストまで懸命に末脚を伸ばし、結果7着での入線となっています。


「今回も中団で競馬をして、直線はよく伸びてくれました。4角で追い出しを待たされるところがありましたので、あそこがもう少しスムーズに行っていれば、さらに着差は際どいものになっていたと思います。前走はうまく流れがハマった5着、でも今回はこの馬の力で持ってきた7着。勝ち馬からコンマ3秒差ですから、何とかしてあげたかったのですが…。ここ2走の善戦は、おそらく状態の良さが表れてのもの。よく頑張って走ってくれていますよ」(藤懸騎手)


◆惜しくも勝って引退とはいきませんでしたが、ゴールを目指して一完歩ごとに前に迫るその末脚には見どころがありましたし、ラストランを美しく飾ろうとする頑張りが伝わってくる今日のレースぶり。これでちょうど20戦、無事に走りきってくれた本馬にまずは労いの言葉をかけてあげたいと思います。なお、このあとは軽くレースの疲れを取ってあげてから、馬産の地である北海道へ。今春からは良血の繁殖牝馬として第二の人生をスタートさせ、その産駒たちに夢の続きを託します。ご声援、誠にありがとうございました。(HTC)


コメント:この距離では、今までの競馬振りが嘘のように、最後伸びてきますね。距離・ペース等で最後まで集中して走れるのが良かったのでしょう。ここ2戦は、引退するのが惜しいくらいの内容だけに勿体無い気もしますが…後は、もう少し早く適正が分かれば…というのも本音です。しかし、無事に競走生活を終えれたことに関してはひと安心。
一番の思いではオークス出走を目指して挑戦したフローラS(GⅡ)。4コーナーの手応えの良さから一瞬、夢を見ました。あの時の興奮は今でもはっきり覚えています!夢の続きはベイビーローズの子供達に託したいと思います。競走馬としては、1勝しかできませんでしたが、色々な思い出をくれたベイビーに出資できたのは幸運だったと思っています。

評価:★★★☆☆

今年の愛馬の成績:1.3.0.11