ファイナルファング出走結果。「何ひとついいとこなし…」

スタートで遅れを取り、前半はやむなく最後方。今回もうまくレースの流れに乗りきれず、結果16着での入線となっています。


「ゲートがすべてですね。隣の馬がガチャガチャしたのにつられたところでスタートを切られ、立ち上がる形。それに前を塞がれて完全に遅れてしまいましたから。トモが甘いと聞いていましたが、返し馬の感じではそこまででもなかったですし、やれるかと思っていたんですけど…。速い脚がない分、こうなってしまうとツラいですよね。バテてはいませんので、距離を延ばしてみるのもひとつ手ではないでしょうか」(熊沢騎手)


「やっぱりスタートですか…。前に行って粘り込みたいタイプだけに、ああなるとしんどいですからね。芝のスピードというよりはダートタイプですので、仮に変化を与えて行くとすれば、距離面になりますでしょうか。このあとは軽くリフレッシュ放牧を挟み、適度にレース間隔をあけた上でまた次を考えていきたいと思います」(牧浦調教師)


◆「この馬なりにトモにも力はついてきている」(師)ものの、理想とされる前々からの競馬がまだ一度も出来ていない状況。ここはひとつ考え方を変え、スタートの遅れを織り込み済みとして、道中で息が入り、レースの流れにも乗りやすい、長めの距離を選択してみるのも効果的のように思われます。手前の替え方やコーナリングなどについては、今後も実戦経験を重ねていく中で身につけていきたいところ。まずは外厩で気分転換を図り、次にむけての態勢を整えます。(HTC)


コメント:懸念していたとうりのスタート…、明らかなスピード不足…。コメントにもあるように、この距離では能力的にも全然足らないのは明白。負けるにしても、何か次に繋がるところがあれば救われるのですが、それすら無い状況ですからね…。距離を伸ばすのは賛成ですが、距離を伸ばしたところで勝負になるとも思えないのが痛いところです…。とりあえずは、色々な条件を試して、少しでも前進する競馬をして欲しいです。

評価:☆☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.3.0.10