グランサバナ出走結果「うまくリカバリしたが…」

9日の中山競馬ではスタート後に躓き後ろ目になりかけるが、すぐに外に出して追い上げて好位の外につける。直線で逃げ馬との叩き合いに持ち込もうとするが、しぶとく粘られ、結果体を並べるまでに行かず2着。

 

「前走の悔しさをここで晴らすためにも、前走後は在厩で調整させていただき今回のレースへ向かったのですが、期待に応えることができず誠に申し訳なく思っています。レースですが、見ての通りで、スタート後の躓きが大きかったですね…。ジョッキーも“あれがすべてだった”と言っていました。キックバックは嫌がることを考えて、格好をつけるように早めに外に出していい位置につけて運んでくれましたが、結果的にはあの時に余分に脚を使っているので、最後の最後で影響が出たような印象です。ただ、この形になっても崩れなかったことは評価に値すると思いますし、ジョッキーもあのシチュエーションの中で良く持ってきてくれました。最良の結果を出すことはできませんでしたが、後続との力関係はある程度見えましたし、整えて向かえればチャンスはすぐ来るはずです。今回続けて使ったことからおそらくここでひと息入れることになると思いますが、躓いた際に外傷しているので、まずはその状態をよく見ておきます」(田村師)

 

前走時の内容が秀逸で、これならばと思える中で向かった今回でした。年末年始の難しい調整が強いられる中でも陣営が上手くキープして送り出してくれたこともあり、実際のレースでは躓きこそしたもののそこから進みが悪くなることはなく、前向きな気持ちを保ったまま運ぶことができていました。しかし、さすがに序盤のロス分もあったか楽なリズムで走ることができていた勝ち馬にはわずかに及びませんでした。タラレバを言っても仕方ないものの、スムーズであれば…と思ってしまいたいところですが、今回のような形になっても崩れなかったことは自信を持てるのではないでしょうか。この後についてはレース後の状態を見てからの判断になりますが、次回こそはさらに前の着順に来てくれることを願っています。

 

コメント:スタート後の躓きでポジションを大きく下げたのが痛かったですね。そこからうまくリカバリをして好意をとりましたが、やはり最初に脚を使った分だけ、勝馬を捉えることができなかった印象です。それでも負けて強しのレースをしたのも事実で、次のレースではきっちりと決めてほしいところ。レース後は放牧に出ましたが、3月の中山復帰で調整してほしいものです。

 

評価:★★★☆☆

【2023年】愛馬の成績:0.1.0.0