キラーアビリティ 皐月賞(GⅠ)出走結果「いいところ全くなし…」

17日の中山競馬ではスタートで立ち遅れてしまい、道中は中団のインを追走。直線はそのまま内を突くも伸びは見られず13着。

 

「返し馬までは何とか気持ちの我慢はできていたのですが、ジョッキーの話では『ファンファーレと拍手で一気にスイッチが入ってしまいました』とのことで、その後はゲート内でトモを落としたり潜ったり駐立が安定せず、スタートのタイミングが合いませんでした。これまでに比べてかなり馬群で揉まれる形になりましたし、その影響から道中は抜けるところがなくずっとハミを噛んでいたようで、今日はこの馬のマイナスの部分がすべて出てしまいましたね…。仕上がりも良かったので期待していたのですが、いい競馬とならず申し訳ありませんでした」(斉藤崇師)

 

皐月賞への直行は当初からの予定どおりで、いい仕上がりで臨むことができたと思いますが、レース前からテンションが上がってスタートも合わず、その後も力みが目立った走りになってしまいました。残念な結果となりましたが、今日は敗因がはっきりとしていますから、次こそはこの馬本来の能力を出してほしいと思います。

 

コメント:スタート、道中、最後の直線と、すべてに於いて良いところがありませんでした。直線でも苦し紛れに最内を突きましたが、あの馬場では無謀なコース取りにとしかいえません。ホープフルS(GⅠ)を勝利した後に、クラブの代表が「ガス抜きで皐月賞前に1回使うかもしれない」と言っていた記憶があります。今回の結果を見ると、こういうことだったんだな…と思いました。それでも目標は次走の日本ダービー(GⅠ)。正直、この気性で距離延長は不安が大きいですが、今回の結果はまったく実力を出せていませんし、叩いた方がグンとパフォーマンスを上げてくるタイプなので、関係者の腕を信じたいと思います。

 

評価:★☆☆☆☆

【2022年】愛馬の成績:1.2.2.11