レイリオン出走結果。「イメージが大事…」

13日の札幌競馬では五分のスタートから道中は先団の外目を追走。勝負どころから手応えが怪しくなると直線は伸びが見られず13着。


「道中は周囲を気にするようなこともなくスムーズな追走ができていたのですが、3コーナーで前の馬がモタれて進路に入られてしまい、そこから急に手応えが怪しくなりました。厩舎のスタッフさんからはそこまで切れるタイプではないと聞いていたので、ある程度のポジションを取りに行ったのですが、今日のところはそれが結果的に裏目に出てしまいましたね。これなら前に壁を作って脚を溜めた方が良かったのかもしれません。中途半端な競馬になってしまい申し訳ありませんでした」(吉田隼騎手)


前回から大幅に馬体を増やすなど状態面は良さそうでしたし、休み明けでも期待を持ってレースに臨むことができたと思います。道中もスタートを決めてうまく追走することができていたのですが、前の馬に寄られる場面が影響し、集中力を欠いて伸び切れずに終わってしまいました。敗因は不利によるものであるとハッキリしていますし、次走で改めて巻き返しを期待したいところです。この後は馬体を確認してから検討していきます。


コメント:敗因を「不利」によるものと分析していますが、そんな単純なものではないと思います。大事なのは本馬に対して、どのようなイメージを持つのか。成長力・適距離・騎手との相性等、この調教師はそのイメージがレイリオンとマッチしなかったと思います。まだ、この敗戦だけで決めつけるのは早いとは思いますが、再三指摘しているように、やはり成長力に乏しいタイプであり、勝負の時期はすでに逸した感もあります。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:6.1.4.16