エスカミーリョ出走結果「使って、使って、使って…」

12/28(水)阪神5R メイクデビュー阪神〔芝1,600m・18頭〕11着[10人気]

 

ブリンカー着用。スタートから行き脚が付かず、中団後方でレースを進めます。勝負どころでは後方まで下がってしまうものの、直線ではジリジリと内から脚を伸ばして、デビュー戦は11着でゴールしています。

 

音無秀孝調教師「普段の調教から周りに気を使っている様な感じでしたので、レースでは念のためにブリンカーを着けて臨ませていただきました。競馬場に着いた後は環境の変化に戸惑いを見せていたものの、テンションが高くなることはありませんでした。また、パドックでは二人曳きで様子を見ていましたが、最初こそソワソワしていたものの、周回を重ねていくにつれて落ち着いてくれて、その後は担当者が一人で引っ張ることが出来たぐらいでしたから、競馬に向かうまでの所作は良かったと思います。ゲートインした後は、かなり待たされてしまったものの、駐立が不安定になることはなかったです。ただ、ゲートを出てスッと二の脚が付かず、前半は流れに乗り切れない感じでしたね。レース後、小沢大仁騎手は『ゲートの出はまずまずでしたが、トモの踏ん張りが甘く、二の脚が付かずに位置取りが後ろになってしまいました。内枠で窮屈なところもあり、周りに気を使って走っている感じで、ペースが上がったところで置かれてしまいました。ただ、直線では反応良く伸びてくれましたし、競馬を覚えていけばもっと良い走りを見せてくれそうです』とコメントしていました。最内枠ということもあり、狭いところに入ってしまい、気を使って走っている感じでしたが、のびのび走ることが出来ていれば、もっと上位を狙えたかもしれません。トモの甘さは否めないものの、悲観する内容ではなかったですから、成長を促しつつ競馬を経験させていけば、良い走りを見せてくれるようになるはずです。この後は心身の状態をよく確かめてから、続戦させるか検討させていただきます」

 

コメント:正直、調教の内容からも不安の方が大きいレースでしたが、その通りの結果になりました。このスピードの無さで、なぜこの条件を使ったのかも疑問に残りました。しかも最初は1400mのレース(除外)を使おうとしていただけに、尚更疑問としか思いません。一回、使うことでの変わり身を探ろうとしていたのか…。であれば、続戦して欲しいところです。それでも直線での走りは、褒められたものではありませんが、使い続けることで変わってきそうな感じも受けたので、順調にレースを経験させて欲しいところです。

 

評価:★☆☆☆☆

【2022年】愛馬の成績:6.3.4.30