セントオブゴールド出走結果「現状打破には条件変更を!」

5/29(日)東京8R 青嵐賞〔芝2,400m・12頭〕優勝[1人気]

 

半馬身ほどスタートで遅れますが、巻き返して中団からレースを進めます。手応え良く勝負所を回って、直線ではグングン伸びてくると、約2年1ヶ月ぶりの勝利を挙げています。

 

木村哲也調教師「こちらへ帰厩させてもらって1本目の追い切りでは自分で走るのを止めようとするなど、あまり質の高い調教を行えませんでしたが、週毎に良くなってきてくれましたし、自分の力を出せる仕上がりには持ってこられたかなと思います。ただ、パドックこそいつもと同様くらいのチャカつきであったものの、今日は観客の人数がこれまでよりもかなり増えたことによって、スタンド前に行くとテンションはいつも以上に高かったですね。そうした中でのスタートだったため、道中の折り合いを心配していましたが、そこはルメールさんが上手く乗ってくれて、リズム良く追走していました。そのおかげで直線では長く脚を使えてしっかりと勝ち切ってくれましたし、久々にこうして結果を出せたことを非常に嬉しく思っています。騎乗したルメールさんは『ワンペースな馬でエンジンの掛かりが遅い馬なので、ペースがゆっくりとしているこの距離は合っていそうですね。良い雰囲気で走れていたので、いつも以上によく伸びてくれました』と話していました。まずはよく馬体を確認させていただき、それから今後の事を考えたいと思いますが、脚元のこともあるので無理はさせないつもりです」

 

コメント:距離延長が良い方向にでました。これは以前から希望していたので「やはり」といった感じです。スタートしてからずぶい面を見せるようになっていたので、距離延長は正直、もっと早く試して欲しかったです。とにかく現状を打破するには条件を変えることが大事です。馬はしゃべれないだけに、人間の固定観念が足を引っ張ることもあります。それだけにクレッシェンドラヴの騎乗交代や、アンダープロットの距離延長は改めて試して欲しいと感じました。

 

評価:★★★★☆

【2022年】愛馬の成績:2.2.2.14