セントオブゴールド出走結果「ペース読めてますか?」

1/5(水)中山12R 4歳上2勝クラス〔芝2,000m・10頭〕2着[1人気]

 

スタートは決めますが、急かさずに後方2番手でレースを進めます。勝負所では手応え良く上がってくるも、直線へ向いてからはジリジリとしか差を詰められず、何とか2着に上がったところでゴールしています。

 

木村哲也調教師「ここまでの調整過程でフォームの修正を最重要課題として挙げてきましたが、レースでの走りはこれまでよりも良かったのかなとは思います。今回は少頭数で前に行く馬も不在でしたし、出来れば前で競馬をして欲しかったのですが、戸崎騎手は掛かるのを恐れてか後方からの競馬を選択しましたね。ただ、この馬は切れる脚を使えるタイプでは無いですし、案の定スローペースで前に残られてしまったので、逃げていた馬の後ろくらいを追走出来たらもっと際どい差になっていたのではないでしょうかね。それでも勝負所では早めに動いてくれて、最後はこの馬なりには脚を使えていましたから、内容的にもまずまずだったのかなと思います。レース後の戸崎騎手の話では『中途半端なレースはしたく無かったので、終いに賭ける競馬をしました。良い脚を使ってはいるものの、若干距離が長かったかもしれないですね』とのことでした。まずはトレセンへ戻ってよく馬体を確認させていただきますが、少しでも脚元や背腰に疲れが出てくるようであれば無理はさせないつもりです」

 

コメント:このペースであの位置取りは正直驚きしかありません。前走、騎乗した時に的確なコメントをしてくれたので、期待していた部分もありましたが、全部帳消しにされた騎乗になりました。4コーナーで逃げ馬の手応えが良かったので、早くも捕まえるのは無理だと思いました。個人的には内枠を活かしてキラーアビリティのホープフルSのような競馬をすると思っていましたが、GⅠを勝てる騎手と勝てない騎手の騎乗の差を見せつけられた印象です。距離も特に長いとは思いません。強引な競馬の方に問題があると思います。この後は高い確率で放牧になると思いますが、本馬も明け5歳。確かに無理はいけませんがこんな使い方では今年も4~5戦くらいで終わりそう。正直、しがらきに比べると天栄は馬の回転の仕方がいまいちなのが痛いところです。

 

評価:★★☆☆☆

【2022年】愛馬の成績:0.1.0.1