クレッシェンドラヴ 大阪杯(GⅠ)出走結果「いくらなんでも負けすぎ…」

互角のスタートから、道中は6番手の内めを追走。勝負所で対応に手間取るような格好になり、直線を迎えて徐々に後退。結果11着での入線となっています。

 

「衰えなどなく、七夕賞を勝った時よりも状態は良かったです。それにグランアレグリアやサリオスを見ながら、やりたい競馬もできました。トップホースたちとのスピードの違いは否めませんが、一発を狙ったレース運びに対して、クレッシェンドラヴも本当に頑張って走ってくれたと思います」(内田博騎手)

 

「『10レースに騎乗した際に内外の差があまりなかった』(鞍上)ようで、内々からレースを進める形に。状態の良さを活かして一発を狙っていたのですが、勝ちに行く競馬をすると、やはり力の差を感じさせられるレースでもありました。4コーナーで人気馬たちは馬なりで上がって行きましたからね。その違いはあったかと思います。ただ、この差を縮めるべく、引き続き上を目指して頑張っていきたいと思います」(林調教師)

 

◆デキの良さに加え、昼からの降雨による馬場悪化も後押しにしたいところでしたが、3~4角にかけてのペースの上がり方はやはり頂上決戦。G1馬との力量差を痛感させられるレースとなりました。なお、「数日ほど馬の状態をしっかりと確認してから、いつものようにテンコートレーニングセンターでリフレッシュ。次は選択肢を広く取って、今後のローテーションを検討していきたい」(師)ところです。強い相手との競馬で学びも多かったはずですから、これも今後に生かしていければと考えます。(HTC)

 

コメント:良馬場の競馬では厳しいのは承知していたので、道悪になった今回、色気を持っていました。しかし、4コーナー手前で早くも手応えが悪くなり、見どころもなく惨敗。やはりGⅠの壁は高いと実感しましたが、ここまで見どころが無いのは腑に落ちない部分もあります。内田騎手が騎乗したGⅠ(ジャパンC大阪杯)は、4コーナーで早々と脱落しているのに対し、坂井騎手騎乗の有馬記念では、乗り方次第では掲示板を狙えたのでは?と思える内容でした。それだけに騎乗を変えて、新しい面を引き出して欲しいのも本音。それと2着に好走したモズベッロを見て、改めて順調に使い続けることの大事さを実感しました。

 

評価:★☆☆☆☆

【2021年】愛馬の成績:1.0.4.7