セントオブゴールド出走結果「不完全燃焼…」

8/15(日)札幌12R 藻岩山特別〔芝2,000m・9頭〕5着[3人気]

外枠から五分のスタートを切ると、道中は折り合いを重視して中団に構えます。勝負所で前との差を詰めに掛かるも、直線ではジリジリとしか伸びずに何とか掲示板を確保して終えています。

調教助手「美浦トレセンから函館競馬場へ輸送した際に体が減っていたため、札幌競馬場へ移動した際に環境に素早く馴染んでくれるか心配していましたが、問題ありませんでしたね。しっかりと負荷を掛けて攻め馬を積んでいた中でのプラス8kgだったので、厩舎サイドとしてはかなり印象が良かったものの、騎乗したルメール騎手は『少し重たかったかもしれない』と話していましたから、もうひと絞りした方が良かったのでしょうか。ただ、今日は体つきに余裕があったからか、ゲートまで落ち着いていましたし、精神面で悪いところはあまり見せなかったと思います。また、ルメール騎手は『あまり切れるタイプでは無いですし、ペースが落ち着くようなら少し早めに動いて行こうと考えていたのですが、外のデルマラピスラズリにずっと被されてしまって出たいところで出れませんでした。勝った馬は強かったとは言え、スムーズならもっと上位争いに食い込めたと思います』とコメントしておりました。レース後は脚元含めて問題は無かったものの、心身のリフレッシュのため、当日にノーザンファーム空港へ放牧に出させていただきました」

 

コメント:正直、勝ち馬にプレッシャーをかけていく乗り方をして欲しかったです。騎乗も消極的で、本調子ではなかった印象も強いですが、もう少し見どころのある競馬が見たかったのも本音。それにしても、この厩舎(木村)の使い方は疑問しかありません。北海道まで遠征して、輸送による馬体重減を意識して軽い調整を行い、中身ができていない状態で出走して凡走。その後、放牧と何しに行ったのか理解不能。元々、古馬になってからが勝負だと思っていましたが、ここまでこのクラスで足踏みされると、骨折の影響も否定はできませんが、「ディープタイマー」と呼ばれる、あまり成長力が無いタイプだったのかもと思うようになりました。

 

評価:★★☆☆☆

【2021年】愛馬の成績:3.2.5.20