セントオブゴールド出走結果「無気力競馬…」

11/29(日)東京9R オリエンタル賞〔芝2,000m・7頭〕3着[1人気]

 

約7ヶ月ぶりの出走。ゆったりとゲートを出ると、道中は最後方からレースを進めます。最後方のまま直線に向き、大外からジリジリと脚を伸ばして、3着まで追い上げたところでゴールしています。

 

木村哲也調教師「1番人気だったにも関わらず、結果を残すことが出来ず申し訳ございません。半年以上の間隔を空けての競馬でしたが、馬体重はプラス4㎏でしたし、馬体にはまだ緩さを残す状況ではあったものの、表面的には何とか間に合わすことが出来たのかなといった印象でした。ルメール騎手は『馬は落ち着いていて乗りやすかったですし、休み明けということを考えれば良い走りをしてくれたと思います』と評価してくれたようですが、スタートを出てからの前進気勢が足りずに馬が進んで行かなかったようにも見られましたし、厩舎としてはその辺りをもっと調教からカバー出来ていればと反省しています。『久々を使ったことで、次はもっとコンディションが上がってきて全体的に良くなってくると思いますよ』とジョッキーは話してくれましたが、そうなるように努めていければと思います。脚元に負担が掛かりやすいタイプですし、厩舎に戻ってからの状態をよく見て今後について検討していきたいと思います」

 

コメント:骨折休養明けであまり負担をかけたくないのは分かりますが、いくら何でも構え過ぎです。逃げた馬が残る展開で、直線途中までは最下位すら覚悟しました。圧倒的人気を背負っていたわけですから、もう少し勝負に拘って欲しかったです。最後はなんとか3着を確保したあたり、素質の片鱗は見ることができたのが救い。しかしセントポーリア賞といい、休養明けを仕上げるのはイマイチな厩舎だという印象も受けました。コメントで「何とか間に合わすことが出来たのかな」とありますが、何とか間に合わさなければいけないレースだったのかも疑問。どうせ1回使って放牧に出すのが既定路線なのであれば、もう少し調子が上がってからでの競馬でも良かったのではと思います。デビュー以来、最速の上りを使うので東京が合うと思っているのかもしれませんが、2勝目をあげた中山の方が向いている気もします。

 

評価:★★☆☆☆

【2020年】愛馬の成績:7.2.2.30