ディグアップセンス出走結果。「厳しい現実…」

互角のスタートから、道中は中団より後方。直線に向いて食い下がったものの、先団との差を縮めるには至らず、結果12着での入線となっています。


「調教師からは『行けるようなら行ってくれ』の指示。返し馬の雰囲気が良く、スタートも速かったので行こうかと思ったのですが、内外から寄られるのを気にして、自分からブレーキをかけるようなところがありました。他馬を気にするような感じでしたので、直線は外に出して。そうしたら、それなりの脚は使ってくれました。今日の感じであれば、少し距離を延ばして行かせてみるのもアリかもしれません」(菊沢騎手)


「調教過程が良かったので、内心期待していたのですが…。3角で下がった時にはどうしたものかと思いましたが、直線で外に出してからはそれなりの脚を使っていましたし、上がりの息の入りも良かったですからね。神経質な面があり、今日のところはスタート後に気にしてポジションを下げる形になりましたが、ビックリしてパニック的にというよりは、周りをよく見ながら気にして下がっていく様子でしたので、ある意味、まだ余裕があるようにも見えました。普通であれば、そのまま後方に下がって終わってしまうものですが、最後で盛り返しているということは、工夫次第で何とかなることも。あとはこちらがどう手を貸してあげられるかでしょう。芝の同条件はある程度レース間隔をあけないと使えませんし、今日の感じだと、もう少し距離があった方が良さそうですからね。新潟のマイルあたりを目標に、また色々と考えて進めていきたいと思います」(伊藤正調教師)


◆スタート後に周囲を気にして位置取りを下げる格好になってしまったのが大きな敗因のひとつ。パドックでの雰囲気は決して悪くありませんでしたが、3kg減や好スタートをうまく活かせるようなレースとはいきませんでした。なお、このあとは「状態を見ながらブリンカーを着けてみたり、仮に距離を延ばすのであれば、もう少し体を増やしてみたり。逃げるか控えるかの極端な競馬の方が結果につながるかもしれない」と調教師。厩舎でさらに工夫を施してもらい、巻き返しのきっかけを掴みたいところです。(HTC)


コメント:スタートは良いけど、そこからの加速力が無いですね…。これはデビュー時からのもので、馬体面も含め、成長力が全くありません…。この距離でのスピード不足も露呈しており、かといって距離を伸ばして良いとも思えず万策尽きた感じ。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.6.7.26