クレッシェンドラヴ ジャパンＣ（ＧⅠ）出走結果「いくらなんでも負けすぎ…」

差のないスタートから、道中は５～６番手の位置につけて行きましたが、最後の直線ではお釣りがなくなり後退。結果13着での入線となっています。

「状態や仕上がりが良かった分、ゲートの出も良かったですし、欲しいポジションを取ることができました。左回りでもしっかりと走れていましたし、４角まではいい感じだったのですが、さすがに相手が強く、最後は対応しきれませんでした。ただ、この経験は大きいと思います」（内田騎手）

「＋６ｋｇでもまったく太くなかったですし、デキが良かったのも事実。結果は残念なものとなってしまいましたが、果敢にチャレンジして、東京の馬場でも良いポジションで競馬ができたのは収穫でした。今日のような強力なメンバーとのレースはきっと今後に活きてくるはずで、これもいい経験になってくれればと思います」（林調教師）

◆状態の良さを窺わせる行きっぷりで、勝ち馬とほぼ同じ位置につけてレースを運ぶことができましたが、これがG１初挑戦。ましてやこの強豪相手とハードルは高く、さすがにラストは脚が上がってしまいました。なお、このあとは、「いつものようにレース後の馬の様子とよく相談をしながら。今日の経験も糧に諦めることなく上を目指していきたい」（師）と思います。（ＨＴＣ）

コメント：過去最高のデキとのことで、このメンバー相手にどこまで戦えるのか期待していましたが、４コーナーでは早くも脱落と、実力を発揮できることができたとは到底言えない内容です。相手関係が強かったとはいえ、いくらなんでも脱落するのが早すぎです。この件について、内田騎手のコメントを聞いてみたかったのですが、クラブのコメントを含め納得のいく内容はありませんでした。デキが悪かったのか、ペースが合わなかったのか、距離なのか何らかの理由があるはずです。もう少し直線で見せ場を作ることができていれば別ですが、能力的にもピークを過ぎた感もあり、「この経験は大きい」とのコメントもあまり説得力を感じません。レース後放牧へ出ましたが次走、有馬記念を使わなかったら、何だか訳のわからないローテーションだなという印象です。

評価：★☆☆☆☆

【２０２０年】愛馬の成績：７．２．２．３１