クレッシェンド オールカマー(GⅡ)出走結果「乗り方ひとつか…」

ほぼ揃ったスタートから、道中は好位集団の内を追走。直線の激しい叩き合いの末に惜しくも切れ負け、結果4着での入線となっています。

 

「ペースが遅くなりそうなのは織り込み済みでしたので、いつもとは違って、ポジションを取りに行きました。ただ、この馬も終い伸びているとはいえ、あそこまでスローの切れ味勝負になってしまうと、さすがに分が悪くなってしまいます。収穫のあるレースにはなりましたが、満足いく結果を出せなかったことは悔しく思います」(内田騎手)

 

「もう少しレースが流れていれば、結果も変わったのかもしれませんが、さすがに厳しい展開になってしまいました。それでもジョッキーが前目にポジションを取って行くいい競馬であったと思いますし、こういうレース運びができたのは収穫。力負けではありませんし、次につながる競馬にはなりました」(林調教師)

 

パドックでもデキの良さを窺わせる好気配。今回はある程度スタートから出して行き、3番手からの競馬を試みましたが、道中のペースが落ち着きすぎてしまい、最後は牝馬勢の切れ味に屈する形となりました。なお、このあとは、「トレセンでレース後の様子をしっかりと確認させてください」と調教師。その上で次走を相談していく予定になっています。(HTC)

 

コメント:期待していただけに物足りない内容になりました。ペースがスローになるとの判断で前目のポジションを取りに行ったのは納得ですが、あそこまでペースが落ち着くとキレるタイプではないので、もっと積極的に騎乗しても良かったのかもしれません。着差からも乗り方ひとつでまた違ったように思いました。今回の結果では大きなことは言えませんが、年齢からも勝負できるのは残り少ないと思いますので、秋のGⅠ戦線へ向かって欲しいです。

 

評価:★★★☆☆

【2020年】愛馬の成績:6.2.1.22