キラーアビリティ結果「次走が正念場…」

27日の阪神競馬でまずまずのスタートから促しつつ中団につけていく。直線で外から脚を伸ばそうとするも上位3頭との差はなかなか詰まらず、最後は後ろから来た馬にも差されて5着。

 

「いい結果とならず申し訳ありませんでした。レース後にルメール騎手の話を聞くと『スタートして最初は忙しかったのですが、3コーナーくらいからハミを取っていい感じで走れていました。直線で坂を上がってから疲れてしまいましたが、馬はまだまだ幼いですし、いい勉強になったと思います』とのことでした。負けてしまったことは残念ですが、初戦としては決して悪い内容ではなかったと思いますから、実戦を経験したことでまた良くなってきてほしいですね」(斉藤崇師)

 

気性面などまだ課題が残る現状ではありますが、直線は一瞬伸びそうな構えを見せてくれましたし、経験を重ねながら成長してきてくれればと思います。この後についてはまずトレセンで馬体をよくチェックしてから検討していきます。

 

コメント:気性の勝ったタイプでも血統的にクラシックを意識しなければいけないだけに、折り合い重視の調教を重ねた結果の内容になった印象です。この点はレース前から懸念していましたが、能力でねじ伏せてくれる期待もありました。今までのコメントからもスピードタイプだという印象がありましたが、まったくスピード感を感じることができませんでした。完全にスイッチがオフになっている状態で、ズブさすら感じました。この結果を受けての次走、どこまで変わり身を見せることができるか。次のレースが正念場となりそうです。

 

評価:★★☆☆☆

【2021年】愛馬の成績:3.2.4.14