アップクォーク出走結果「完全なる判断ミス…」

25日の東京競馬ではスタートが速くなく最後方からになる。そのまま急かさず脚を溜める形で進めて直線へ向かうが、差を詰めることができず16着。

 

「前走の内容を踏まえて今回は東京のダートへ向かってみましたが、芝・ダートの前に、ゲートの問題がまた出てしまいましたね…。人が前に立っている間はいいのですが、いなくなった途端ガタついてしまい、ジッとしていられず後手を踏んでしまいました。それで後ろからになり、砂が鼻腔に入ったのか、レース後咳き込んでしまっていました。おそらく砂が入って呼吸がしづらくなり、しっかりと走れなかったのだと思います。フルに走れなかったはずなので、おそらく大丈夫だろうとは思いますが、ほかにも何か不安を抱えて帰ってきていないか、数日かけて慎重に確認をしておきます」(中川師)

 

前走は最後に余力がなくなっていい結果を残すことはできなかったもののダートの感触自体は悪くないということで、改めてダートへ向かいました。ワンターンという条件も悪くないのではないかと思っていたのですが、以前から見られるゲートの課題を見せ、駐立から危なく、スタートを速く切ることもできず流れに乗ることができませんでした。こうなってしまうと気持ちも入りにくいうえに砂もかぶりやすくなり、余計に厳しくなってしまいます。いい形で競馬ができていればと思うと残念でなりません。今後についてはレース後の状態を慎重に確認したうえで判断していきます。

 

コメント:レースの選択を含め、完全に判断ミスと言わざるを得ません。パドックでの覇気の無さからも、去勢の失敗を認めないといけません。完全に競走馬としての前向きさが感じられません。元々、ネガティブな発言が多いイメージの調教師で、勝負をかけなければいけない時期を誤って、オープンで戦えるピークはとっくに過ぎてしまっていた感じです。条件戦で見せていたパフォーマンスからも、もっと戦えていたはずです。それに加えて、レース選択の酷さ。今までの走りを見たら、ダートしかもマイルで好勝負できるとは考えずらい。しかも、この騎手が乗ると必ず出遅れる…。次走が進退をかけたレースになりそうなので、今度こそ納得のいくレース選択をして欲しいものです。現時点でメイSを予定していますが、個人的にはハンデ戦目黒記念(GⅡ)の方が面白いと思います。

 

評価:☆☆☆☆☆(評価できず)

【2020年】愛馬の成績:3.2.1.12