ディアンドル シルクロードS(GⅢ)出走結果「完全に調子崩した…」

2/2(日)京都11R シルクロードステークス(GⅢ)〔芝1,200m・18頭〕14着[4人気]

 

互角のスタートから好位3番手を追走します。3〜4コーナーで上がって行こうとしますが、手応えが怪しくなり、最後の直線も抵抗することなく14着に沈んでいます。

 

池添謙一騎手「返し馬では調教の時と同じで、前向きさがあって雰囲気は良かったですよ。ゲートを出て流れにも乗って行けましたし、いいポジションで競馬が出来ましたが、3コーナーあたりで反応が鈍くなり、最後の直線も良いところが無かったですね。競馬で乗るのが初めてなので、これまでと比較出来ないですが、自分から突っ走って止めるような感じはなかったですし、馬場を気にしているようなところもありませんでした。レース後は特に歩様など気にならなかったですし、ハッキリとした敗因が分からないですね」

 

奥村豊調教師「地下馬道でややテンションが高くなってしまいましたが、葵ステークスの時と同じような感じでしたし、馬の雰囲気としては悪くありませんでした。スタートも決まり、スッと揉まれないポジションでレースが出来ましたし、形としては理想の競馬が出来ました。ただ、勝負どころで早々と手応えが怪しくなり、馬場が堪えたのか気持ちの問題なのか良い頃の走りが見られませんでしたね。この後は高松宮記念に向かうつもりでしたが、今のままだと良い結果に結び付かないでしょうから、一旦予定を白紙に戻す方が馬にとってはいいと思っています。トレセンに戻って、しっかり状態を確認してから、今後のことを相談させていただきたいと思います」

 

コメント:常識であれば昨年、フィリーズレビュー(GⅡ)→桜花賞(GⅠ)というローテーションを組むはずです。それを捨ててまでスプリント路線に拘った意味が、残念ながら失敗したと言わざるを得ない結果になりました。4コーナー手前での手応え、葵S(重賞)で負かした相手に完敗しているので、単純な力負けではないと言えますが、正直、メンタル面でのやっかいな負け方だと思います。次走、距離を伸ばして京都牝馬Sへ向かいますが、今までの正攻法の競馬では同じことの繰り返しになりそうなので、できれば後方一気とかいろいろ試して、この状況を打破して欲しいものです。

 

評価:★☆☆☆☆

 【2020年】愛馬の成績:1.0.1.6