クルーガー ドンカスターマイル出走結果。「善戦するも…」

6日の豪州・ランドウィック競馬ではゆっくり目のスタートから積極的に位置を取りに行き好位をキープ。勝負どころでは少し促す手応えだったが、直線はじわじわ伸びて4着。

 

「少しスタートが遅くなってしまったのですが、その後にリカバリーできてうまくポジションを取れました。最後のコーナーにかけてペースが上がった時にちょっとモタついて勢いがつくのに100mほどかかってしまったのですが、ラスト1ハロンはすごい伸びでした。こちらの馬場も合うのだと思いますし、スタートが良ければもっとやれたはずです」(T.ベリー騎手)

 

「競馬場に着いてからは落ち着いていて運動中にあくびをするぐらいでしたが、パドックの慣れない騒がしさや狭さにややイレ込んでいました。そのあたりのこともあるのか、スタートはやや遅くなってしまったのですが、そのわりにうまくいいポジションを取ってくれましたね。4コーナーは抱えるぐらいの手応えが理想でしたが、促しつつだったことを考えると直線はよく伸びてくれました。悔しいけれど、ジョッキーはしっかり力を引き出してくれたと思いますし、会員の皆さんを始め、この遠征にご協力いただいた方々にお礼申し上げます」(高野師)

 

4着という結果は残念でしたが、道中は馬群でしっかり折り合い、終いの脚を引き出したジョッキーの手腕は素晴らしかったと思います。調教師もジョッキーもスタッフも悔しさを滲ませていましたが、次の一歩へ向けて前向きになれる悔しさだったように感じますし、これを糧に次のステップに進んでもらいたいと思います。

 

コメント:ベリー騎手のコメントにもあるように、スタートを決めて好意から競馬ができたら…と思いました。それでも、ピーク時程ではありませんが、久々にクルーガーらしい納得できる走りを見せてくれたことには熱くなりました。

 

評価:★★★☆☆

【2019年】愛馬の成績:4.1.4.12