ウォークロニクル出走結果。「決めてがない…」

20日の新潟競馬ではまずまずのスタートを切り好位につけなだめながら進める。直線に向いて追い出しにかかるが、ジリジリとした伸びに留まり8着。


「過去のレースっぷりを頭に入れつつ、先生から話を聞いてレースへ挑みました。馬場入りの時から気持ちが入っていたので折り合い面に気をつけて臨むようにしたんです。ゲートに関しては落ち着いてこなしてくれて、まずまずのスタートを切ることができましたよ。そのことから前を見ることができる位置より進められましたけれど、やや力みがちな走りでした。引っかかるとまでは言わないものの、もう少しゆったりと走って欲しかったのは否めません。その影響でじわっと体力を消耗していると思いますからね…。直線で速い上がりを求められるヨーイドンの流れになったのですが、ジリジリとは脚を使っているんです。道中の気負いの分だけ勢いが鈍っているように感じなくもないので、もう少しリラックスして走って欲しいというのが正直な感想です。そう考えると、やはり1600mよりは1400のほうが流れやすいでしょうからこの馬にとって競馬をしやすいのかもしれません。騎乗依頼に結果で応えたかったのですが申し訳ありません」(柴山騎手)


「競馬場に着いてからの様子は悪くなく、前走比でマイナス6キロくらいで送り出せそうだという話をスタッフとしていたんです。しかし、今日の暑さなのか、想定していたものよりさらに減ってしまっていました。落ち着いているけれど元気がないというわけではないように見ていたのですが…。稽古をやりすぎないようにして態勢を整えたのですが、こう言ったところを見るとやはりいちばんいいときに使えず除外になったのを悔やんでしまいますね…。申し訳ございません。レースではやる気を見せていましてまったくダメではなかったのですけれど、だからと言って体を減らしている中でもう一回というのはさすがに辛いでしょうから、仕切り直します。勝ち負けできそうなところまで来ていると思っているのですが、上手くいかず歯がゆく、また皆さんのことを思うと本当に申し訳ありません」(鹿戸師)


除外の影響を最小限にしようと調整内容を工夫していただき、まずまずの状態で送り込めたかと思っていたのですが、当日になって想定以上に体を減らしてしまいました。暑さが目立っていましたので気候の影響が少なからずあったのでしょう。馬場入り後は気持ちを出していましたので夏バテということはなかったはずですが、やる気を出す分だけ道中では力みに変わり、消耗があったのは否めません。そのことにより直線の伸びは目立つものではなくジリジリとしたものに留まったとも言えるのではないでしょうか。当日の精神面が違えばパフォーマンスも異なるのでしょうが、今日の走りだけを見ますとやはり1400mのほうが持ち味を発揮しやすいようです。次の1400mまで待つとなると予定が3週間延びていたので今回の馬体減を見ても辛かったでしょうし、新味を期待して今回のレースへ臨んだのですが上手くいかず申し訳ない気持ちでいっぱいです。回復を図るために一度放牧に出しますが、次走での巻き返しに期待して待ちたいと思います。


コメント:この距離になると決めてが無い印象。このクラスを勝つ力は感じますが、一週前の1400mに使えなかったのは痛いところ。


評価:★★☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.7.8.37