ライロア出走結果。「言い訳できない敗戦…」

30日の園田競馬ではやや出負けしたことから先手を奪えず3番手につける。2コーナーで行き場がなくなる不利があり、そこでスムーズさを欠いた分、直線伸びず5着。


「2コーナーでスムーズさを欠いたことが痛かったですね。スタートしてすぐにコーナーというコース形態なのですが、外の馬が速く、内枠から進めたライロアは外にも前にも行けないポケットに入ってしまいました。引っ張り過ぎとは分かっていたものの勢いがついていたこともあり、控えざるを得ず、自分のペースで進めることができませんでした。そこで嫌気がさしてしまった分、終いの脚も使うことができませんでした。稽古でいいスピードを持っている馬だなと思っていただけにスムーズな競馬をさせてあげられず申し訳なく思っています」(川原騎手)


「出負けしたあとに掛かってしまい、そして引っ張る展開。ちょっと厳しい競馬になってしまいました。稽古を積むごとに腰回りのボリュームが出てくるなど見た目に馬体は良くなってきていると思っていましたが、数字が示す通り、実際にはもうひと絞り、ふた絞りできる造りであったことも響いたかもしれません。申し訳ありません。中央時代の実績から初戦は1230mを使わせていただきましたが、今日のレースを見る限り、スムーズであれば1コーナーまでの距離がある1400mでもいいのかなという印象を受けました。もちろん今日の結果だけでなく、ジョッキーともよく話した上で次に使う距離は検討していきます。このあとは緩めずに調整していくことになりますが、馬体を絞ることも念頭に置きつつ進められればと思います」(森澤師)


中央再転入へ向けて園田競馬での初戦を迎えましたが、道中スムーズさを欠いたことは痛く、結果を出すことができませんでした。不利があったとはいえ中央実績からすると物足りなさは残りますが、馬体に余裕があったことも多分に響いたと思います。このあとは馬体調整をメインに緩めず乗り進めていきますが、中央時代に見せた力量からも巻き返しに期待したいところです。


コメント:中央に戻って好走を期待するのなら、如何なる理由があろうとも負けるというのは厳しいものがあります。以前から指摘しているように、馬体からも成長力を感じられないタイプだけに、今回の敗戦を持って決断しても良かったと思います。これまでの、JRA時代の吉田調教師のセンスもイマイチであり、上手く噛み合っていない印象が強いですね…。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:4.10.8.31