サードシアター出走結果。「残された望みは…」

1日の門別競馬では最後方待機策。焦らず前を見る形で進み4コーナーから直線にかけて仕掛けていき外から追い上げてくるも前を捕らえることはできず5着まで。


「前走、早めに動く競馬をしたことで終いも中途半端になってしまったので、今回は意を決して前々走のイメージで挑みました。道中では息も入って、いい感じだと思いました。しかし、向正面でペースが落ち着いてしまい、前の馬たちも脚が溜まってしまったことで最後は捕まえ切ることができませんでした。終いがかかるレースになれば間違いなく伸びてくるのですが、もう少し展開の助けがほしいのが正直なところです。3度のチャンスをいただきながら結果を残すことができず、申し訳ありません」(服部騎手)


「体は減らさずに維持した状態で送り出せましたが、今回は気持ちを出してしっかりと走れるように気合いもつける形で造ってきました。元気の良さは前走でも見せていましたがより気持ちを出せていて心身ともに勝負する状態で送り出せたと思います。ジョッキーは前走で色気を持ちすぎたこと、そして前々走の溜めて弾けたイメージで乗ってくれたのでしょう。ただ、あまりにも極端すぎてさすがにあれでは・・・。この中間、門別は砂を足してかなり深くなって時計がかかる馬場になっていたようなんです。特に今日は追い込みばかりが決まっていたようだし、戦法としては悪くないんだけれど、せめて馬群の後ろあたりでジッとしているくらいでないと厳しいものがありますよね。持ち味を発揮するのが正直難しい馬だけにジョッキーばかりを責めることはできないのですが、時計的にも好勝負できるはずだっただけに残念です。ギリギリのラインで仕上げたつもりですし、さすがにこのまま行くのは心身ともに厳しいものがあります。8月末に同じ条件がありますので、選出されれば門別、ダメなら札幌という形で考えて短期間のリフレッシュ放牧を挟んで調整します」(鈴木伸師)


前走の内容を踏まえ、また、前々走のいいイメージを抱いて臨んだ今回でしたが、追い上げを見せるものの前を捕らえるまでには至りませんでした。持ち味を活かす形が限られるため歯がゆさもありますが、展開さえ向けば上位争いをしてくれるはずです。3日にいったんNF空港へ心身のリフレッシュを図るための放牧に出す予定で、8月29日に組まれている同条件のレースか札幌開催の両面を見ながら最後のチャンスにかける方針です。


コメント:前にも書きましたが、地方所属馬に出資している訳ではないので、最低でも中央の500万クラスで勝ち負けできる馬でないと、地方競馬で勝ち上がる意味を見出せません…。門別での3戦を見る限り、とても中央での勝ち負けを期待できる能力が感じられないのが痛いところです。次走も期待しづらい状況だけに、残された望みは障害転向でどこまで通用するか…といった感じです。


評価:★☆☆☆☆
今年の愛馬の成績:4.8.8.40