ガニオン出走結果。「馬体・精神面の成長が必要…」

一線のスタートから、前半は多少掛かりながらも、3番手外の好位置を確保。3角より徐々に前との差を詰めにかかりましたが、4角では膨れてしまい、直線もモタれ気味となり失速。結果7着での入線となっています。


「返し馬でも立ちあがろうとしていたように、調教で跨っていた以上に、実践で気難しさを見せる馬ですね。そういった気性を念頭に置きながらの騎乗でしたが、前半は描いていたイメージの競馬は出来ていたように思います。ダートの走りも決して悪くはなかったですよ。しかしながら、まだ力が付ききっていないため苦しがってか、追い出してから手前をスムーズに替えてくれず、モタれてしまいました。もう少し全体的にしっかりしてくれば、また違ってくるのでしょうけどね。距離はこのくらいが合っているのではないでしょうか」(木幡騎手)



「4角で外に膨れてしまったのは、仕掛けながら手前を替えようとしたため。直線で内にササり加減だったのも同じ理由ですが、馬の意思でスッと手前を替えてくれるようになってほしいですよね。もしかすると右回りが良くないのかもしれません。結果論ですが、向正面でも少し掛かり気味でしたし、もう少し控えて脚を溜める競馬できていれば、最後の踏ん張りもまた違っていたように思えます」(二ノ宮調教師)



◆初ダートにも走りそのものは戸惑っていた様子はなかったのですが、膨れたりモタれたりと勝負所からのスムーズさを欠いてしまったことが響いて最後は失速してしまいました。以前に比べトモの踏み込みもよくなり、徐々に実が入ってきてはいる印象はありますが、まだまだ力を付けている段階であることも事実。多少掛かりながらも、折り合い面は一戦毎に進境を示していますので、心身の成長の歯車をうまく噛みあわせながら前進を図っていきたいと考えています。なお、今回の敗因の中には、右回りや小回りコースといった理由も考えられることから、次走については、新潟のダート1800mや東京のダート1600mといった番組を中心に、馬の状態や出馬状況などを確認しながら決めていく予定となっています。(HTC)


コメント:現時点では馬体・精神面での成長が欲しいところです。個人的にも左周りの方がスムーズな競馬ができている印象なので、次走で変わり身を見せて欲しいものです。

評価:★★☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.5.3.25