マカハ出走結果。「この渋とさは武器!」

一線のスタートから、前半は5番手の内を追走。勝負所から徐々に先団に取り付いていき、直線では間を割りつつ一追い毎に脚を伸ばしましたが、逃げ馬を捉えることができず、結果2着での入線となっています。



「ゲートを普通に出てくれましたので、欲を言えばショウナンがいた位置に付けたかったのですけど、あれ以上テンに急かせるわけにもいかなく、あのポジションとなりました。距離が延びたことで、終始自分のリズムを保ちながら追走できたからか、直線でもモタれる面を見せなかったことは収穫でしたよ。ただ、逃げた勝ち馬にあの上がりで駆けられては…。とにかく今日は展開が向きませんでした」(浜中騎手)



「これも競馬ですかね…。とはいえ、この結果を見る限り、距離延長はプラスに働きましたし、鞍上からは『もっと長くなっても対応できそう』との話も出ているほど。内容はあったと思います。レース間隔は詰まっていましたが、調子
落ちはなかったですよ。次走については一旦トレセンに置いて、中間の様子を見ながら決めていくことになりそうです」(五十嵐助手)



パドックの気配からも好状態をキープしているのが窺えましたし、レース運びも距離延長が奏功し、マイルを使った前2戦以上の内容。それだけに今日は、前半1000mが62.9秒のスローペースに泣かされたとしかいいようのないレースでした。鞍上も話しているように、もう一つ前の位置取りで競馬ができていればまた違った結果になったのでしょうが、マカハ自身のリズムで走ることが課題であった今回はやむを得ない判断ともいえます。素質馬の揃ったこのメンバーでもしっかり2着を確保。自己条件では上位の力量は示してくれましたので、なるべくロスなく2勝目を挙げ、クラシック路線へと繋げられるようレース選択など検討を重ねていきたいと思います。(HTC)


コメント:浜中騎手のコメントにもあるように、勝ち馬にあのペース・あの上がりで走られては捕まえるのは難しいですね。もう少し前で競馬をして欲しかったのが本音ですが、これも競馬。あの混戦で渋とく2着を確保したところは、マカハの素質の高さを確認できましたし、収穫の大きかった一戦でした。

評価:★★★★☆
今年の愛馬の成績:0.2.0.1