マカハ出走結果。「負の連鎖…」

互角のスタートから、前半は最後方を追走。3〜4角より馬群に取り付き、直線外から差を詰めにかかりましたが、2着争いに届かず、結果6着での入線となっています。


「指示通り、後ろから直線だけの競馬になりましたが、今日はペースが落ち着いてしまいましたから…。もう少し流れてくれれば違ったのかもしれませんが、こればかりは仕方がありません。中山のマイルであれば何とかやれるものの、広いコースでは、やはりもう少し短い距離のほうが良さそうですね。3歳時に乗せてもらった時と比べると、年齢的にズブさを感じました。ただ、最後は脚を使ってくれていますので、あとは展開待ちでしょう」(吉田豊騎手)


「この少頭数でこのメンバー。スローになるのは予測できましたので、ポジションを取りに行っても良かったという見方もできなくはありませんが、行かせたら行かせたでダラッとした脚しか使えなくなる可能性も大いに考えられますからね。やはりマカハの競馬に徹して、ハマるのを待つしかなさそうです」(小崎調教師)


◆このスローペースの中、よく頑張って走ってくれており、ややズブさを感じさせる最近のレースぶりであれば、中山のマイル戦も十分な選択肢となりそうですが、あいにく12月、1月の中山開催には同番組がなく、今後のローテーションが難しいところ。「2月の東京まで待つには間隔が開きすぎますし、1月に使うとなれば京都の芝1400mか中京の芝1200mあたりでしょうか。すぐに放牧に出すのではなく、トレセンに帰ってからの様子も見ながら、じっくり考えていきたい」(調教師)と思います。(HTC)


コメント:東京に拘り過ぎたせいで、このような極端な競馬でしか好走できないイメージを付けてしまったのは、まさに負の連鎖。マカハ自身は、坂を上がってからも伸びているあたり、力を出していると思いますが、スタートしてから途中までの位置取りが致命的。どんなイメージを持つかによって、適距離等決まると思いますが、もう少し融通を利かしたレース選択をして欲しかった。今秋のレース振りからも、年齢のこともあり、引退も意識しなければいけないと思います。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:9.3.4.37