マカハ出走結果。「幅広い選択肢を…」

互角のスタートから、前半は中団の後方で待機。直線入口で外めに持ち出され、ラストは確かな末脚を繰り出しましたが、ゴール前ハナ差及ばず、結果２着での入線となっています。

「前回乗った時は３〜４コーナーのペースが上がったところでモタつく場面がありましたけど、今日はそんなところもなくスーッと反応して、あとは直線で外に出して伸びるだけの競馬。頑張ってきっちりと脚を使ってくれましたが、ゴール板のところで相手がほんの少し前に出ていただけで、もうひとつこちらに運がむいてくれませんでした。この馬の競馬はできていますし、前回よりも良くなっているのは間違いありませんので、やれそうだからと言って闇雲に出走させるのではなく、この先も考え、ある程度の間隔を取りながら大事に使ってあげた方がイイと思います」（内田騎手）

「悔しいの一言。１番人気馬を交わしても、いつも前に何かがいるんですよねぇ。ジョッキーはほぼ完璧に乗ってくれましたし、今日の競馬が一番力を出せる形。スタートから行こうと思えば行けなくもないのでしょうが、終いで同じ脚が使えるかとなると、また話は別ですからね。今回もかなりの脚を使ってくれていますので、こうなっては仕方がありません。それにしても勝ちたかったですが…」（小崎調教師）

◆理想とするマカハの競馬に持ち込めたものの、本馬を知る浜中騎手にうまく立ち回られてしまい、写真判定の結果はハナ差惜敗。レースぶりに進境が窺え、安定感が増してくるなど、方向性は決して悪くありませんが、“あそこまで行ったら勝っておきかった”というのが偽らざる本音です。なお、このあとは「開催が東京から中山に替わることですし、阪神の芝1400ｍは内回りでもあるため、あまり使い急がず」（調教師）、あくまでも馬の状態を見ながら慎重に考えていく予定になっています。（ＨＴＣ）

コメント：差せると思ったのですが…。東京だから、ここまで善戦できてるのか…。東京だから差しきれないのか…。コース関係なく能力で突き抜けられないのか…。どれが真実かは分かりませんが、再三指摘しているように東京が大きなプラスアルファになっているとは到底思えません…。とにかく関係者のコメントに説得力が無いところが個人的には痛いところ。まあ、大事に使うのはいいんですが、年齢からも悠長なことは言っていられない立場だと思うのですが…。次走は２ヶ月以上先の東京の晩春Ｓですかね…。引っ掛かる心配もあまり無いタイプなので阪神の武庫川Ｓ（１６００ｍ）を使ってみるのもアリだとは思うのですが…。マカハ自身は、本当に頑張って走ってくれていると思います。

評価：★★★☆☆

今年の愛馬の成績：０．１．１．３