マカハ出走結果。「ここまできたら差して欲しかった…」

ゲートを五分に出て、道中は後ろから3頭目。直線に向いて外めに進路を取り、出色の末脚で前に迫りましたが、惜しくもクビ差届かず、結果2着での入線となっています。


「開幕2週目の前残りの馬場に加え、逃げ馬が残るペースの中、本当によく追い込んで頑張っています。坂を上がってすごい脚を使ってくれただけに、何とか勝たせてあげたかったのですが、あと少しが届きませんでした。もうほんのちょっとだったのですが…。基本1600mだと終いが甘くなりそうですし、中山のマイルなら何とかこなせそうでも、あそこは直線が短かいですからね。やはり、東京1400mの舞台が一番合っていると思います」(石川騎手)


「鞍上がうまく乗ってくれましたし、馬自身も不向きな展開にかかわらず、力で2着。よく頑張ってくれていますよね。この着差だけに勝っておきたかったですけど、あと少しが足りませんでした。だからと言って、もう一列前で競馬をすると、今日のような脚は使えませんから…。これがマカハの個性といえば個性ですが、もうそろそろ決めたいところです」(小崎調教師)


◆何とも悔しいクビ差でしたが、先行馬有利の中、唯一32秒台の末脚で後方から際どく迫るパフォーマンス。年齢をまったく感じさせないバイタリティ溢れる走りを見せてくれました。なお、このあとは、「やはり最もいい走りができる距離であり、競馬場でもある、5月22日(日)東京10R フリーウェイS(1600万下・芝1400m)への続戦」(師)を予定。このように馬に気があるうちはまだまだやれる筈ですので、少しでも早くこのクラスを卒業し、オープン馬としての雄姿を見せて欲しいものです。(HTC)


コメント:ここまで来たら差し切って欲しかったです。32秒台の末脚を評価していますが、この末脚を使っても勝てないのが現実で、このクラスでは展開に恵まれないと勝ち上がれない印象。東京に拘り続け、ここまで勝ち上がっていないのは、本馬向きの展開に恵まれていないコースとも取れます。マカハ自身は、良いパフォーマンスを見せてくれているので、そろそろ結果も欲しいところですが…。


評価:★★★☆☆

今年の愛馬の成績:3.1.4.7