マカハ出走結果。「素質は見せた!」

互角のスタートから、前半は中団よりやや後方。勝負所でも何とか取りつき、直線ラストまで渋太く脚を伸ばしましたが、またしてもオリービンに先着を許し、結果2着での入線となっています。


「この距離だとテンのペースが速くなる分、どうしても少しずつ仕掛ける感じで行かないと置かれてしまいますね。それが馬自身のリズムではなくなるためでしょう、内にモタれるような走りになってしまって…。そういう意味では、距離はもう少しあった方がいいのではないでしょうか。新馬戦の時よりも馬は成長していたように思います」(浜中騎手)


「モタれながらでもあそこまで追い上げているように、力はあるんですけどねぇ。手前を替えるのがあまり得意ではない分、ペースが上がった時にまだうまく対応できないところがあって…。それに今日は3〜4角にかけてピタッと蓋をされる感じで、勝ち馬にうまく乗られてしまいました。厩舎としてはこれが今年最後の出走だっただけに、スカッと勝って締め括りたかったのですが…残念です」(小崎調教師)


◆勝負所でスッと反応ができない分、前走同様に好位キープが難しく、ラストはどうしても馬群を捌きながら脚を伸ばしてくる恰好に。まだまだ荒削りなところもあり、悔しいかな“年内に手堅く2勝目”とはいきませんでした。なお、このあとは「少し距離を延ばしていく」(師)ことになり、ひとまず1月9日(祝)京都9R 福寿草特別(3歳500万下・芝2000m)に特別登録を行う予定。中1週となるため、出否に関しては、中間の様子をよく確認しながら判断していくことになりそうです。(HTC)


コメント:やはり距離は短い印象です。ペースが上がった所で、バランスの悪い感じで走っているので、もう少しゆっくりと仕掛けていける距離の方が向いていると思います。しかし、直線でまたしても前が塞がる不利があったにもかかわらず2着を確保したのは、素質の片鱗を窺うことができました。次走、距離を伸ばすのには賛成ですが、一応シンザン記念も視野には入れて欲しいです。メンバー次第では、マイルでも十分戦えると思います!

評価:★★★☆☆
今年の愛馬通算成績:3.7.6.66