ブロンクステイル出走結果。「人気馬らしい乗り方…惜しい」

 10日の中山競馬ではまずまずのスタートから好位を追走し、楽な手ごたえのまま直線に入って一旦は先頭に立つも、外から鋭く伸びた勝ち馬に交わされ2着。


「前走は砂を被ってフワフワしてしまい、前半の行き脚がつかなかったのですが、今日はいい枠を引けましたし、外々をスムーズに運べましたね。道中で外からこられた際にハミを噛んでしまった瞬間はありましたが、好位から楽に先頭に立つと言う理想通りの競馬でしたし、直線でも最後までしっかり伸びているんですけどね。勝ち馬の切れにやられてしまいましたが、短いダートは安定していますし、今日のような競馬ができれば自ずと結果は出てくれると思います」(田中勝騎手)


「悔しいですね。あとちょっとのところまで来てるのに。好スタートからうまく流れに乗れそうだったけど、外から来られた時に少しハミを噛んだぶん、最後の一押しが足りなかったかもしれません。それに、勝ち馬はうちのを目標にしていましたからね。ただ、この条件で連続して好走していますし、次は新潟の1200mが目標でいいでしょう。脚元の事がある馬ですが、使い続けていますし、それほど強い調教は必要ないでしょうから、輸送の負担などを考慮して、事前に新潟入りして調整することも考えています。喉もしっかりケアしておきます」(小島茂師)


成功法の競馬で勝利は目前でしたが、勝ち馬に目標にされてしまったこともあり悔しい2着となりました。それでもスムーズな競馬から力を発揮できていますし、次につながる内容だったと思います。この後は新潟開催を目標にしていきますが、短期放牧に出してリフレッシュさせ、早めに新潟競馬場に入れて調整するプランも考えています。


コメント:前走とは一転して、好スタートから先頭集団で競馬をしました。前走のイメージがあるので「早い…」と思いましたが、4コーナーで前を射程圏に入れて、交わした後押し切れると思ったのですが、勝ち馬の切れ脚の方が勝っていました。この条件で2回連続で好走したので、やはり短距離に適正があるのでしょう。正直、勝ち馬の成績を考えたら負けて欲しくなかったというのが本音ですが、次こそ決めて欲しいものです。
評価:★★★☆☆
今年の愛馬通算成績:1.3.4.33