キラーアビリティ 中日新聞杯(GⅢ)出走!「巻き返しなるか…」

9日の中京競馬(中日新聞杯・芝2000m)にムルザバエフ騎手で出走いたします

 

6日は栗東CWコースで追い切りました。

 

「今朝もルシフェルとCWコースで併せて追い切りました。先週は相手が近くてハミを噛んだので、今日は少し離れて先行する形を取って全体87秒4、ラスト1ハロンは11秒8という計測です。プレッシャーが少ない分、そこまで引っ掛かるようなこともなかったですし、終いまでしっかり動けていましたね。トップハンデの59キロは決して楽ではありませんが、斤量が重くなることは最初から分かっていましたから、去年勝ったレースでまたいい走りを見せてほしいと思います」(斉藤崇師)

 

コメント:前走の内容から、とてもではありませんが強気にはなれません。いくら休み明けは走らないからといっても、あの走りには絶望さえ感じました。休養明け、距離というよりも、馬に走る気が感じられませんでした。昨年の勝ち馬だけに巻き返して欲しいところですが…。

 

期待値:★★☆☆☆

グランサバナ出走結果「絶好の展開だったが…」

2日の中山競馬では駐立が怪しかったが上手く合わせてスタートし、促して2番手につける。良い手応えで進み直線へ向いて先頭に立つが、最後は後続の伸びに屈して4着。

 

「昇級戦でどこまでやれるかは何とも言えませんでしたが、調子自体は良かったので、どの程度やれるのかと思いつつ送り出しました。ジョッキーには私からも、よく乗る助手からもこの馬の特徴を伝えてあったのですが、直線へ向いて抜けると少し浮きましたね…。それでも、上手く乗ってくれたのは間違いありません。ゲートはいつも練習していてその分には何も問題がないのですが、今日も怪しくたまたま上手く出られたというものでした。普通ならもう少し後ろの位置になっていたと思うのですが、浜中くんが動じず主張して2番手を取ってくれた。ここが大きかったですよね。揉まれるような形になっていたらグチャグチャになって掲示板に来ていたかもわからなかったので、あのポイントは大きく、彼の好リードだったと思いますよ。そして、『昇級戦でこれだけの走りができるならチャンスがあります』と言ってくれましたから、また楽しみにしたいですね」(田村師)

 

前走が1着同着で勝ったものの昇級してどうかはなんとも言えないところでしたので、様子見の部分があったのは否めませんでした。しかし、蓋をあけると見どころたっぷりの走りで、ここでもやれるのではないかと思わせてくれました。中山との相性の良さもあるのでしょうが、今後が楽しみです。このあとはレースの後の様子を見た上で検討していきます。

 

コメント:直線を迎えた時は絶好の勝ちパターンだと思いましたが、そこから押し切れなかったのは、まだまだ力不足だと感じました。それでも浜中騎手の絶妙のエスコートがあったのは事実ですが、このクラスでも勝負になることが確認できたのは収穫。まだ、安定して走れるのか疑問なところはありますが、順調に使われている強みを活かしてチャンスを掴んで欲しいものです。

 

評価:★★★☆☆

【2023年】愛馬の成績:3.4.6.33

グランサバナ出走!「乗り替わりは不安…」

12月2日の中山競馬(鹿島特別・ダ1800m)に浜中騎手で出走いたします。

 

29日は美浦Wコースで追い切りました(65秒6-51秒1-37秒2-11秒8)。

 

「先週、ジョッキーを背にしっかりとやってありますが、当該週とは言え今週も適度に負荷を求めたいと思い、同じようにしてウッドチップにて時計を出しています。5ハロンで65秒半くらいと全体的に動かしていますが、それでして終いも11秒8というラップで伸ばすことができていますし、派手に動くタイプではないとは言えしっかりと動けていて良いですね。お願いした浜中は初めて乗りますが、馬を鼓舞してくれるように上手くリードしてもらえたらと思っています」(田村師)

 

コメント:この条件は合うと思いますが、昇級初戦で不安があるのも事実。前走の内容からもいきなり勝ち負けというイメージも湧きません。それに乗り替わりもマイナスなイメージ。それでも順調に使われている強みを活かして、好勝負を期待したいところです。

 

期待値:★★★☆☆

ラレイナ出走結果「やはり輸送失敗…」

11月19日(日) 京都7R 3歳以上2勝クラス (牝) ダート1800m 和田竜二(56.0kg) 7着 10人気

 

和田竜二騎手「良いスタートを切ることが出来ましたので、少し促して先団を取りました。道中も良いリズムで運べていたのですが、直線ではなかなか前が開かずに追い出しが遅れてしまったのが痛かったですね。トビの大きい馬ですし、真ん中より外目の枠でも引いて勝負所では自分から動いていく形が合っていそうな気がします。初めて乗せてもらいましたが、とても良い馬だなと感じましたし、このクラスでも十分通用しますよ」

 

コメント:懸念していたとうり、大幅に馬体を減らしていました。それでも一瞬見せ場を作ったように、このクラスであれば通用することを再認識しました。牝馬限定戦を使いたいのは理解できますが、状態が良くなければ勝負になりません。そういう意味でもレース選択は慎重にして欲しいところ。結果論になりますが、3月に芝のレースで中々のレースをしていたので、ハンデ戦でもある翌週のアーモンドアイメモリアルの方が面白いレース選択だった気がします。

 

評価:★★☆☆☆

【2023年】愛馬の成績:3.4.6.32

ペリファーニア出走結果「ひどい不利…」

18日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り中団でなだめるように進む。直線へ向くとなかなか進路をキープできず半ばでようやく開けて追い出すとよく追い詰めたが、わずかに届かず2着。

 

「最後はしっかり伸びて来ていただけに、勝たずに申し訳ございません。モレイラジョッキーに聞くと『向こう正面で前の馬に締められるような格好になりましたし、直線は外から被せられて余計にスペースがなかったです。1番人気ですし、マークはされるのは理解できますが、ちょっと馬が可哀そうになるくらいに寄られたこともあって、脚を使えたのは最後の最後になってしまいました。上手く乗れずに申し訳ございません』と言っていましたね。ジョッキーが言うようにかなりマークが厳しく、正直、フルに走り切れなかった感じはあり、余計に申し訳なく思いますが、このクラスでは間違いなく能力上位ですから、次はスムーズに決めたいです」(鹿戸師)

 

春以来の仕切り直しの一戦ということもあり、ここはしっかりと勝ち切りたいところでしたが、残念ながらフルスピードに持っていくまでに時間を要し、最後は交わすことができませんでした。力上位なのは改めて確認できましたので、次回以降決めてくれることを願っています。このあとは久々後の反動も心配になるので、レース後の状態をよく確認したうえで判断していきます。

 

コメント:久々の分、馬体のハリは一息という感じでした。それでもこのクラスであれば能力上位は明らかで通過点かと思いましたが、直線での不利は特に酷いものでした。あの不利がなければ先頭でゴールしていただけに、加害馬に何のペナルティが無かったのは腑に落ちません。圧倒的1番人気の馬に対してあの騎乗は猛省して欲しいものです。前が開いてからの脚は見どころがありましたが、久々の分、ちょっとキレが足りなかった印象です。休み明け、1勝クラスと仕上がり途上のデキなのは明らかなので、一回使って次こそと思っていましたが放牧となりました。勿論、状態次第にはなりますが、早いところこのクラスは卒業させて欲しいものです。

 

評価:★★★☆☆

【2023年】愛馬の成績:3.4.6.31

ラレイナ出走!「馬体重がカギ…」

11月19日(日) 京都7R 3歳以上2勝クラス (牝) ダート1800m 16頭 和田竜二(56.0kg) 発走13:25

 

嘉藤貴行調教師「15日にWコースで追い切りを行いました。今週は京都競馬場までの輸送をこなさないといけませんし、先週の時点でほぼ仕上がっていましたから、単走で無理のない範囲で時計を出しています。今日は助手が乗っての追い切りでしたが、折り合いを欠くことなくちゃんとハミを取って走ることが出来ていましたし、ゴールまで適度な前進気勢を保って動くことも出来ていました。追い切りの走りに心配な面はありませんが、あとは輸送を無事にクリア出来るかですね。最新の計測で馬体重が460kgほどと、今の体付きをキープ出来ればという印象ですから、輸送でこれ以上減らなければと思っています」

 

コメント:昨年12月に阪神へ輸送して大幅に馬体を減らして惨敗しているだけに、遠征競馬には不安があります。それだけに馬体重をどれだけ維持できるかがポイントになりそうです。現役として残された期間も短くなりましたので、なんとかもうひとつ勝利数を増やして欲しいです。

 

期待値:★★☆☆☆

ペリファーニア出走!「能力の違いを!」

18日の東京競馬(3歳上1勝クラス・芝1600m)にモレイラ騎手で出走いたします。

 

15日は美浦Wコースで追い切りました(84秒6-69秒1-54秒3-38秒9-11秒3)。

 

「今週の競馬に備え、今朝一番で追い切っています。先週はオーバーワークにならないように併せ馬で先頭を走らせましたが、今週は競馬なので終いをある程度伸ばすため前を追いかける形にしてあります。楽に来てラスト1ハロン11秒3。時計もそうですが、動きも文句なかったですよ。あとは春以来の競馬というところでしょうか。変に気負ったりせず落ち着いて臨むことができるか、動くことができるかだと思います。距離はマイルに戻るのでおそらくレースはしやすいはずで、モレイラジョッキーに乗ってもらうのもあるので折り合いをつけ、今後に繋がるような走りになってくれたらと思っています」(鹿戸師)

 

コメント:能力、実績からもここは通過点といきたいところですが、正直、東京マイルに不安があるのも事実。前向きな気性からも1200~1400mがベストのような気がします。それでも久しぶりの競馬になりますが、このクラスでは能力の違いを見せつけるパフォーマンスを期待しています。

 

期待値:★★★★★